SASの多くは**「閉塞型睡眠時無呼吸(OSA)」と呼ばれ、寝ている間に舌やのどの筋肉が緩んで気道をふさいでしまう**ことが原因です。
顎の形・歯並び・舌の位置が関係しているため、歯科的アプローチが効果的な場合があります。
まず、以下のポイントを確認します: ✅ 顎の大きさ・後退具合(下顎後退)
✅ 歯並び(狭い歯列や過蓋咬合など)
✅ 舌の大きさ・位置(舌が後ろに落ち込みやすいか)
✅ 口呼吸の有無(鼻呼吸ができているか)
✅ いびきや無呼吸の有無(家族やご自身の自覚)
▶️ オーラル・アプライアンス(OA療法)とは?
就寝時に専用のマウスピースを装着し、下顎を前方に固定することで、気道を確保し、無呼吸を防ぐ方法です。
軽症~中等症のSASの方、またはCPAPが合わない方に適応されます。
▶️ マウスピースのメリット
✅ 手軽でコンパクト(CPAPのような大きな装置が不要)
✅ 旅行や出張時も簡単に持ち運び可能
✅ いびきの軽減(家族の睡眠環境も改善)
✅ 装着による負担が少ない(慣れるまでに時間は必要)
舌やのど周りの筋肉を鍛えることで、気道の閉塞を防ぎます。
舌の位置を正しくする練習
口を閉じる力をつける
口呼吸から鼻呼吸へ改善
上顎が狭い場合は拡大装置を用いて気道を広げる
下顎が後退している場合は顎の位置を改善する矯正を提案
口呼吸の改善(鼻でしっかり呼吸する習慣をつける)
寝る姿勢の工夫(横向きで寝ることで無呼吸を軽減)
体重管理(肥満は気道の圧迫を強める要因)
**「いびきがひどい」「朝の目覚めがすっきりしない」**と感じる方は、一度歯科でのチェックを受けてみてください。
当院では、SASのリスク評価や、必要に応じて専門医との連携も行っています。
✅ マウスピース療法に興味がある方
✅ いびきや無呼吸の自覚がある方
✅ 歯科的な視点での改善策を知りたい方
まずはお気軽にご相談ください!
ソムノデントは、睡眠時無呼吸症候群やいびきを改善するための口腔内治療装置です。マウスピースを装着することで下顎を前に出し、舌を引き上げて気道を広げることで、睡眠中の無呼吸やいびきを軽減します。
【特徴】
上下に分離しているため、装着時の拘束感が少ない
口を開けたり、会話や水を飲んだり、咳やあくびをしたりできる
内面にはストレスを吸収する軟質レジン(樹脂)を使用している
上顎が無歯顎(総入れ歯)でも装着可能
手のひらに乗るほど軽量・コンパクトで、持ち運びが容易
【効果】
睡眠の質が向上し、日中の眠気や疲労感が軽減する
高血圧や心血管疾患のリスクを軽減する
【使用法】
歯科医から送られてくる歯のデータをもとに、コンピューター支援設計(CAD)でカスタムメイドされる
睡眠中に装着することで、下顎を前に出した状態を維持し、気道の閉塞を抑制・調整する
【保証】
製造メーカーの補償規定により装着後30カ月間保証されている(紛失や誤った取り扱いによる破損や変形を除く)
ソノムデント 税別 ¥ 150,000