生活情報


保育所(チャイルドケア、デイケア)

アメリカでは共働きが一般的であり、産休の明ける生後6週目から託児可能な施設が多いです。

ニューヨーク市内ではベビーシッターを利用する人も多いです。


NYU Langoneのポスドクは、benefitで保育施設または自宅でベビーシッターを利用することが可能です。

NYU Langoneに近いチャイルドケア施設は、1-2歳の乳児クラスが定員オーバーになることが多いので、赴任が決まったらすぐにHRに施設を紹介してもらうことをお進めします。値段は子供の年齢と世帯収入に寄りますが、凡そ$2000/月です。標準より$1000程安いです。


就学前教育および幼稚園

3歳からは公立の3-K、4歳からはpre-K、5歳からはKindergarten(K:幼稚園)に応募できます。それぞれの課程は1年で修了し、9月開始6月修了となります。

アメリカではKからgrade 5をひとくくりとして小学校という扱いをしています。Kと小学校は別課程ですが、ニューヨーク市では同一の学校により運営されているのが一般的なようです。つまり、下記のThe River schoolではpre-K、K、grade1-5という3つの異なる教育課程のプログラムを提供されているということです。

 

これらの学校の受付は、www.myschool.nycで入学前年度の12月から2月中旬に行われます。 


学校情報 (利用するHousingの場所によって校区が変わってきます)

学年ごとに定員があるため、満員の場合は、別の小学校に入れるかを確認する必要があります。

入学手続きは、子供本人が渡米し住居証明などを取得した後に、メールにて入学申請します。申請から返信までは1週間ほどで、空きがなければ、他の小学校に入学申請します。そのため中途入学のためには渡米後3週間くらいを見込んでおくといいように思います。


ニューヨークは数え年で小学校入学となります。例えば1231日産まれの場合、日本の幼稚園年長組の9から小学校5年生の8月まで在籍することになります。原則として、小学生は保護者の送り迎えが必須となります。


中学校入学のためには小学校4年生時にニューヨーク州の統一試験を受験する必要があります。試験時に希望する中学校を10校記載し、統一試験の結果で入学する中学校が決定します。ただし、州の統一試験受けていない場合は居住地の最寄りの中学校になる事が多いようです。

Greenberg HallやLiptonに居住する場合は、以下の小・中学校が入学の候補校となります。



周辺の小学校

The River School 425 E 35th St (https://ps281.org/) 


立地はNYU Langone Healthから徒歩3分ほどです運営資金が豊富で学校のスコアは高く、音楽や美術の授業もあります。

国連が近いため、国連職員の子女も多く在籍しており、30ヶ国以上の国籍の異なる子供が集っています。英語用教材に即した20ヶ国以上の言語の教科書があるのですが、残念ながら日本語の教科書は用意されていません。人種の多様性があり、英語が母国語で無い人も多いです。日本人は学年に1-2人くらいとなっています。


入校できる時間が限られていて、8時台の開門時に通学する必要があります。


周辺の中学校

MS104 Simon Baruch Middle School 330 E21st St (https://www.ms104.com/) 


立地はNYU Langone Healthから徒歩15分ほどです。運営資金が豊富で学校のスコアは高く、音楽や美術の授業もあります。生徒数1000名を越えるマンモス校で、人種は多様です。日本人は学年に2-3人くらいです。


2023-2024年の時点で、44分授業が8時限まであります。朝は820分からホームルーム開始で、下校はどの学年も1440分です。昼食はFreeHot mealが学校内のカフェテリアで提供されますが、お弁当を持っていくことも可能です。


授業のプリントは日本語訳が用意される場合もあります。宿題はGoogle Classroom経由で提出することが多いです。3学期制で学期末に各教科の成績が通知されますが、学期の途中でも提出物やテストの評価を見ることができます。


登下校時の送り迎えに関しては、個別によって事情が異なって来るものの、学校近隣に居住している場合は、学校側から子供だけでの登下校が認められるケースが多いようです。