沼田研究室では、航空宇宙工学に関連する様々な未解決課題を解決するための流体計測手法を中心に研究しています。中でも、感圧塗料、感温塗料に代表される分子イメージング技術を中心に、特に「極限環境」、「非定常」、「動的」をキーワードとした、計測が著しく困難な環境下でも適用可能な流体計測技術の開発を行っています。

また、開発した流体計測技術を駆使し、各種の風洞装置やバリスティックレンジ、衝撃波管などを用いた実験を行い、航空宇宙工学分野における未知の流体現象の解明を目指しています。

今までは見ることもできなかったような航空宇宙工学分野で現れる様々な「流れ」現象を解明したい、もしくはそのために必要となる未踏の計測技術を実現したい、というのが我々の目標です。