研究の様子

2022

中学生・高校生向け

12月23日

EV 充電量リアルタイム可変に関する研究


現状、日本の発電の約8割が火力発電であり、CO2の排出量が多いのが問題点として挙げられます。問題点の解決策として、自然エネルギーを使用したいと考えています。しかし、自然エネルギーは天候などに左右されて発電量が不安定なため、使う当てがなければ発電を止めているのが現状です。そこで私たちの研究は不安定な自然エネルギーを使用し、発電量に応じて電気自動(EV)の充電量をリアルタイムに可変させて電気自動車(EV)を充電する研究を行っています。


12月16日

フライホイールとエンジンによる無停電電源に関する研究

日本は停電が稀な国の一つですが、東南アジアでは 1 日に数回 の停電の場合もありあます。そのため、停電対策が日本企業の海外進出に向けた大きな壁の一つになっています。そこで、この研究は半永久的に使用できるフライホイールと機械的に連結する高速起動エンジンにより停電の際に切れ目なく電力供給を行います。この技術を使って停電多発地域における工場の安定操業を目指しています。

12月10

直流遮断時のスイッチ間の発光現象の測定

直流電流は一定以上の大きな電流を金属スイッチの開閉で遮断しようとするとスイッチの間にアークと呼ばれる電流が発生し、スイッチの寿命が短くなる、最悪の場合火災に至るなどの様々な問題があります。そこで、パワー半導体と呼ばれる素子を金属スイッチと並列に接続し、電流遮断時のみパワー半導体に電流を移動させることでアークの発生しない金属スイッチの研究を行っています。                                 

6月5日

太陽光発電の部分影の対策

太陽光発電は脱炭素社会(カーボンニュートラル)に必須の技術とされています。天候によって発電量が左右されることは想像できるかもしれませんが、実は太陽光パネルに部分的な影(例えば電子柱など)が発生する場合も発電量が大きく低下してしまいます。そこで、太陽光発電パネルに一工夫して発電量を低下させない技術について研究しています。