わたしたちについて
OUR GOAL
私たちは
「能登の一日も早い復興」
「中高生の防災意識向上」
を目的に、プロジェクトをはじめとする様々な活動を行っております。
代表挨拶
―未来をつくるのは、問い続ける勇気です―
私たちは、災害のたびに「人のつながり」が試される社会に生きています。誰かが困っているときに、どれだけの人が声をかけ、手を伸ばすことができるのか。その一つひとつの行動が、社会のあり方を映し出しています。NSF PROJECTsは、その小さな行動を形にするために生まれました。
災害支援や防災の現場に立つと、制度と行動の間にある「見えない隙間」に気づきます。良い仕組みがあっても、現場で機能しなければ意味がありません。そして、現場の声が制度に届かなければ、同じ課題が繰り返されてしまいます。私たちは、その隙間に若者としての想像力と行動力を注ぎ、制度と人とをつなぐ“橋”になりたいと願っています。
NSFには、水、防災、文化、教育、テクノロジーなど、さまざまな分野の仲間が集まっています。分野は違っても、共通しているのは「つなぐ」という信念です。行政と市民、制度と行動、過去と未来――その間に橋をかけることが、私たちの使命だと思っています。
私たちは、まだ未完成な組織です。明確な答えを持っているわけでもありません。けれども、未完成だからこそ、立ち止まり、考え、学び、変わり続けることができます。社会の変化に正面から向き合いながら、失敗を恐れずに挑戦し続けること。それが、NSFの原動力です。
防災も、復興も、文化の継承も、すべては「人と人との関わり」から始まります。制度を動かすのは、いつの時代も人の思いです。だからこそ、私たちは学びを重ね、対話を重ね、想いをかたちにしていきたいと思います。
NSFは、社会の片隅から静かに問いかけ続ける存在でありたいと思っています。「誰かの痛みを、自分ごととして感じることができるか」。その問いを胸に、今日も一人ひとりができることを探し、歩み続けています。未来は、遠くにあるものではなく、私たちの行動の先に生まれるものだと信じて。