4月6日、曇りでしたが、30分ほど電線や街灯を見ながら待っていました。幸運にも、晴れ間がおとずれ、木星と4つの衛星を見ることができました。
木星のしまもようと、小さい4つの衛星が見えます。
日時:2016年4月2日(土)午後6時半から(曇天のため中止)
2016年4月5日(火)午後6時半から(曇天のため中止)
2016年4月6日(水)午後6時半から
2016年4月9日(土)午後6時半から
観察場所は西緑地会館となりの公園
参加費は無料。
野外に出るので暖かい服装で。
太陽系の惑星には、岩石や核が金属の固体惑星である地球・火星・水星・金星、水素が主成分の木星と土星、氷の惑星である海王星、冥王星の3つのタイプがあります。太陽からの距離にしたがって 固体、気体、氷の惑星が並びます。
地球から空を見上げると、太陽、月、惑星が天のおなじ道を動いていきます。なぜでしょう?太陽系がどのようにできたかによっています。グルグルまわっていたことで「降着円盤」が作られ そこで惑星がうまれたことに由来しています。
木星はとても大きな惑星です。地球とおなじように木星は自転しています。縞模様はどんなことでできるのか調べてみましょう。木星のまわりにはいくつかの衛星(地球では月が一つしかない)が回っています。望遠鏡が発明された時代に天文学を研究したガリレオ・ガリレイが1610年に木星のまわりに小さな天体が動くのを発見したので、ガリレオ衛星と呼ばれます。天動説を支持していた教会によって 天体観測の結果から地球は太陽の周りを動いていると地動説を主張したガリレオは異端裁判にかけられて あやうく火炙りにされるところでした。
ところで木星の周りをほとんど円形の軌道で回るガリレオ衛星を地球から見ると 木星を中心にして線状に動きます。なぜでしょう?
「天の川」は残念ながら 西緑地会館近くでみることはできないのですが、「天の川」の見える帯の部分と太陽、月、惑星が動く道が 天の同じような場所にあるのはなぜでしょう?「天の川」は太陽系が属する銀河系で、太陽系は少し中心からは外れた場所にあります。銀河系がグルグル回っているのが 太陽系のグルグルまわるモトになったのかもしれませんね。