八王子市東部地区は、昔、由木村といい、多摩丘陵の緑豊かな農村でした。今でも古い神社があちこちに残っていて、ご神木として、幹回りが3m以上の巨樹が大切にされています。そのうちの1つ、越野日枝神社のスダジイの大きさをはかり、葉やどんぐりを観察します。
日時:2016年11月3日(木・祝)午前10時に出発( 予定)
日枝神社まで片道1.2kmほど歩きます。
山道が滑りやすいので、適した靴で。
参加費:無料
越野 日枝神社 御神木 スダジイ 幹周433cm樹高15m
西日本を中心とした暖地を代表する常緑広葉樹で、平地から丘陵地、山地にかけてこんもりと葉が生い茂る樹林を作る。ツブラジイと合わせてシイやシイノキとも呼ばれる。由木では、下柚木御嶽神社の鎮守の森にスダジイ林を見ることができるほか、スダジイの巨樹が数か所(越野日枝神社、越野日枝神社裏尾根、永林寺西、大塚山公園)にあり、八王子市内他地区とくらべて特徴的な樹木風景である。材はシイタケ原木、薪炭材や家具材に、樹皮は染料になる。また、他のドングリ類とはちがって、実はアク抜きせずに生でも食べることができるため、籠城時の非常食になるよう城などに植樹されたといわれる。