場所:西緑地会館
対象:小学生以上は保護者なしでも。
小さいお子さんは保護者同伴で。
日時:2017年1月29日(日)午前10時から
2017年1月30日(月)午後4時半から
(同じ内容で2回やります。どちらかに参加を)
参加費:無料
持ち物:(ボルボックスを家で飼いたい人はボルビック)
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うどんやパンは小麦粉からできています。うどんはつるつるシコシコしているのに、パンやまんじゅうがふわふわとやわらかいのは、なぜでしょう? 小麦粉の生地に小さい生き物イーストと少しのさとうを練り込むと、イーストはさとうを食べて、炭酸ガスをだし、小麦粉の生地にたくさんの小さいあなを作ります。顕微鏡でイーストを観察し、おまんじゅうも作ります。
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ボルボックスは、水のきれいな池や田んぼにいる1mmほどのうすみどり色の球形のプランクトンです。単細胞と多細胞の中間の生物で、ルーペを使うと、たくさんの細胞が集まった群体の中に娘群体(子ボルボックス)も見え、くるくる回りながら泳ぐようすを観察できます。光合成をするので、光をあてると集まってきます。家で飼ってみたい人は、無料でお分けしますので、ミネラルウォーター・ボルビック500ml(フードワンで売っている)の、できれば常温のものを持参してください。
酵母(イースト)顕微鏡像 対物レンズ40倍 微分干渉
iPhoneのカメラに「携帯電話LED顕微鏡」(500円〜1000円)をつけて撮影したボルボックス
ボルボックス顕微鏡像 左:明視野、右:暗視野(ボルボックスを山口県立山口高校からいただいたので観察)
ボルボックスは肉眼で見える多細胞の生物です。細胞は2種類あって球形の群体をつくっているのですが、ただ闇雲におよぐというのではなく「賢く」泳ぐ性質を示します。下の解説ページにはさまざまな情報が含まれています。
国立科学博物館のボルボックス解説ページはhttp://www.kahaku.go.jp/special/past/bisyoso/ipix/mo/3/3_1.html
飼い方についての解説は、http://www.eec.miyakyo-u.ac.jp/meme/data/nen/28/nen28.htm