若手研究者問題に関する意見・提案・相談窓口

 日本歴史学協会は、日本の「歴史学に関する研究者および学会・研究機関相互の連絡をはかり、歴史学界の重要事項を審議してその実現に努め」るために設立された組織です。本協会に設置された若手研究者問題特別委員会は、歴史学における若手研究者問題の解決に向けた様々な取り組みを進めています。

 わたしたちの考え方については、2021年7月7日に公表した提言「歴史学界における若手研究者問題の解決に向けて」をご覧ください。

 この提言に基づいて、第31期(2021-2023年度)の若手研究者問題特別委員会は「若手研究者問題に関する意見・提案・相談受付窓口」を設置することになりました。その目的は、第一に歴史学界の若手研究者問題に関して、日本歴史学協会に加盟する学会・研究会の会員に限らず、様々な立場の歴史学関係者より意見・提案・相談をお寄せいただき、学界が抱える問題と課題を把握することです。第二に、本委員会が寄せられた意見・提案・相談内容について議論・検討し、その内容と必要に応じて、加盟学会および歴史学界に周知することで、問題と課題を学界全体で共有し、その解決に向けた対応を促すことです。

1)この受付窓口への投稿を直接閲覧できるのは、日本歴史学協会若手研究者問題特別委員会内の意見・提案・窓口対応担当者のみです。投稿内容に含まれる個人情報が、担当者以外の委員に共有されることはありません。歴史学界における若手研究者問題に関わる案件であれば、投稿者の資格を問いません。匿名での投稿、フリーメールアドレスでの投稿も歓迎します。

2)若手研究者問題特別委員会は、通例、年6回ほど開かれる常任委員会と合わせて開催されます。本窓口に投稿された意見・提案・相談は、担当者が本特別委員会で議論すべき内容と判断した場合に、個人情報に関わる部分を適切に処理したうえで、本特別委員会内で検討・議論されます。


3)投稿内容のうち、加盟する学会会員および歴史学関係者に共有すべき案件と判断されたものについては、個人情報に関わる部分を適切に処理した形で、本特別委員会より常任委員会に対して協議事項として提案します。提案された内容は、常任委員会における審議と了承を得たうえで、投稿者および学会・研究会・個人が特定されないこと、また誹謗中傷が含まれないことを十分に確認し、加盟する学会会員にその内容を周知し、加えて本ホームページに掲載することによって、学界全体がそれを検討・対応するように促すなどの対策を講じます。

意見・提案・相談窓口メールアドレス

nichireki31wakate.contact@gmail.com

第31期日本歴史学協会

若手研究者問題特別委員会

意見・提案・相談窓口担当者(50音順)

赤羽目匡由(東京都立大学)・浅田進史(駒澤大学)・今井宏昌(九州大学)・野口華世(共愛学園前橋国際大学)