新聞には数あるメディアの中でも話題の多様性や信頼性、一覧性など多くの利点があります。それにもかかわらず近年は様々なニュースメディアが提供されていることもあり、購読者数は減少しています。そこで本プロジェクトは、北海道新聞社の協力を得て過去約 30 年の新聞記事データを活用し、新聞記事との新しい出会いの場を作り出すことを目指し、2つのグループにわかれて開発を行いました。
グループAでは、インターネットにおける新聞の活用法を提案すべく、使い慣れた既存のアプリケーションを模したユーザインタフェースで新聞記事を読めるサービスを開発しました。
グループBでは、新聞に付加価値を与える取り組みの1つとしてゲームの有効性を提案すべく、新聞記事データから得られる言葉をもとに言葉遊びゲームを開発しました。
[グループA]
富田真生(グループリーダー), 服部俊紀(プロジェクトリーダー), 池山安杜里(プロジェクトサブリーダー)
淡田笑愛, 伊藤一真, 加藤万理子, 矢田智裕
[グループB]
日置竜輔(グループリーダー), 岩上慎之介(プロジェクトサブリーダー),
伊藤太一, 小山内魁人, 金澤快飛, 田中龍仁, 中川翔真, 保土沢朋和
[教員]
寺沢憲吾, 美馬のゆり, 角康之, 坂井田瑠衣
[アドバイザー]
三浦辰治(北海道新聞函館支社長)
本プロジェクトは北海道新聞社との連携のもと活動しています。
1878年から1970年までの紙面画像データ、1988年以降のテキストデータを提供してもらっています。
グループA
~特徴~
慣れ親しんだユーザインタフェースで新聞記事を読むことができます。
一つの記事を4つの形式(元記事、要約文、動画、ショート動画)で読むことができます。
上記の特徴から個人の特性に合った新聞の読み方を選択できます。
グループB
〜ゲーム内容〜
NEW SUPER NEWSPAPER は、5つのゲームを統合させた言葉遊びゲームです。
マップ画面から遊びたいゲームを選択することで、それぞれのゲーム画面へと遷移し遊ぶことができます。
ゲーム中のヒントや解説などの画面で、実際の新聞記事を読むことが可能となっています。
本プロジェクトでは、プロジェクト内で制作した2種類のスマートフォンアプリの効果の検証を目的として、評価実験の実施を予定しています。
[Aチーム実験概要]
Aチームの実験では、本プロジェクトで開発した、新聞記事閲覧を想定したアプリの効果の検証と、既存のメディアとの比較を目的としています。
アプリを、こちらが指定する「座ってリラックスしている時」や、「絵を書いてもらいながら」などのいくつかのシチュエーションを想定して、5分程度ずつ使用していただき、その前後でアンケートに回答していただきます。全体の所要時間としては30分を見込んでいます。
[Bチーム実験概要]
Bチームの実験では、新聞の付加価値を与える取り組みの一つとして、ゲームというジャンルが利用できるか検証することを目的としています。
私たちは、北海道新聞の新聞記事データを使用したゲームを開発しました。
実験の際は、新聞ビッグデータに楽しく触れることを目的とした5つのミニゲームをプレイして頂いた後、アンケートに答えていただきます。実験の所要時間としては、プレイ時間が5個×10分の50分、アンケート回答時間が10分の合計60分を見込んでいます。
著作権等
Webに掲載されている新聞記事やその画像はすべて北海道新聞社から許諾を得ています。
掲載されている動画はメンバーが撮影しました。
[グループA]
ホームヘッダー画像:pixabay.com
アーキテクチャの各ロゴ:icons8.jp、icooon-mono.com
使用可能な状況例の各画像:icooon-mono.com
アプリのサムネイル画像:pixabay.com、pakutaso.com、photo-ac.com
[グループB]
BGM:魔王魂 (https://maou.audio/)
BGM:MusMus(https://musmus.main.jp/)
BGM:効果音ラボ (https://soundeffect-lab.info/)