グループライドについて

ここでは、グループライドの呼びかけや注意点を共有します。
積極的な呼びかけは、グループの活性化に大いに貢献します。参加者が多くなることで、より多様な経験や交流が生まれ、グループ全体の結束力も高まります。
ライドの計画時の留意点についてまとめましたので参考にしてください。

グループライドの呼び掛けはオープンにお願いします。

例えば、「○○方面に行こうと思いますが、一緒に走りませんか?」や「○月○日○時から走ります」といった簡単な告知でも問題ありません。LINEのイベントや投票機能や日程調整機能を活用することで、参加者の集約が簡単になりますので、ぜひ積極的に使いましょう。

参加者がいるか不安を感じる場合は、個別に連絡を取って人数を確認してから募集をかけるのも一つの方法です。ただし、募集期間は余裕を持って設定することが重要です。

カテゴリーや強度、距離、獲得標高数を提示しましょう。

呼びかける際は、可能であればライドの内容やカテゴリー(詳細は別記)、所要時間、強度、総距離、獲得標高などのルート情報を明示してください。このように事前に詳細を共有することで、参加者の中でのミスマッチや過度な疲労を感じることが少なくなると思われます。例えば、「今回は30キロ前後を巡航予定です」、「午後から予定があるため、午前中のみの参加となります」、「グルメライドのため、ペースはゆっくり目を予定しています」といった具体例を挙げるといいでしょう。

「カテゴリー」や「ルートの難易度表示」については、別の場所で詳述しています。そちらをご参照ください。

集合場所、時間を明確にしてください。(LINEのイベントを活用)

集合場所や時間ははっきりとさせましょう。車を使う人のために、近くに駐車場があると集まりやすくなります。
駅を利用する場合は、西口や東口など具体的な場所を指定しましょう。GoogleマップやLINEで位置情報を共有することで、より確実に伝えることができます。

また、LINEの「イベント」機能を使って、日時や参加の有無を明確にすると、参加者にとって理解しやすくなります。

グループライドの人数について

ライドの性質によりますが、グループリーダーが全員をしっかり把握できるのは、だいたい5人までだと思われます。
人数がこれを超えると、走行中の列が長くなり、全体を見渡すことが難しくなります。10名以上になる場合は、サブリーダーを置くなどして、複数人で対応できる体制を整えましょう。
対応が難しい場合は、人数制限を設けて募集するのも良い方法です。

募集に対して、不参加の連絡は必要ありません。(参加希望してからのキャンセルは連絡をしてください)

ライドを企画し、複数回にわたって不参加の連絡を受けると、理解はしていても心が少し沈むことがあります。参加の意思を示す連絡だけで十分ですが、もちろん、相手を思いやる言葉はいつでも歓迎します。(募集時には、LINEグループのイベント機能やオープンチャットを積極的に使いましょう)

ただし、参加を表明した後にキャンセルする場合は、必ず連絡をお願いします。

LINEのオープンチャットを活用して連絡を密に。

参加者との連絡には、LINEのオープンチャットなどを利用しましょう。参加者は、積極的に情報を交換し、コミュニケーションを密にすることが大切です。また、途中から参加する人のためにGPS情報を共有できると便利です。サイクルコンピューターやスマートフォンの機能をうまく活用してみてください。

ライドが中止の場合

悪天候やその他の理由でライドが中止になる場合は、中止の告知をお願いします。計画段階で「前日(または当日)の○○時に最終決定します」という形で連絡時間を決めておくと、参加者にとって理解しやすくなります。

遅刻や欠席の場合について

遅刻や欠席の際には、必ず事前に連絡をしてください。連絡がない場合の遅刻については、10分以上の待機は必要ありません。また、途中で離脱する場合も、事前に声をかけてください。

NaCCジャージについて

グループライドでは、NaCCジャージの着用を推奨していますが(着用することでNaCCの存在をより多くの人に知ってもらう機会にもなります)、最終的な判断は各自にお任せします。
クラブジャージはクラブの顔となり、着用することで注目を集めるため、交通法規を守るのはもちろん、挨拶やサインなどのマナーの遵守もお願いします。常に周りに気配りをし、心地よい行動を心がけてください。
また、交通ルールを意識しながら走ることは、安全運転にもつながります。

写真や動画の取り扱いについ

ライド中の写真や動画の共有については別にガイドラインを作っていますのでそちらを確認してください。

安全の確保と交通法規の遵守

グループライドでは安全が最優先です。交通ルールを守り、安全に運転してください。一時停止の際は、停止線で必ず完全に止まるようにしましょう。信号が黄色に変わる時は、もし危険がなく停止が可能ならば、停止を心がけてください。歩行者信号を利用して、信号の変化を予測するのも一つの方法です。

自転車は軽車両として、特有のルールがあります。たとえば、道路の最も左側を走行することや、交差点での2段階右折があります。事故に遭遇した場合、これらのルールに従っていなければ、法的な責任を問われることがありますので、十分に注意しましょう。

ライド中の事故等の対応について

基本的には自己責任となります。ライドリーダーを務めるからと言って、特別な責任を負うわけではありません。それぞれが安全面に十分配慮して走行しましょう。しかし、トラブルが発生した場合には、可能な限り協力して対処するようお願いします。

パンク修理やメカニカルトラブルへの対応キット、輪行バッグやタクシーでの帰宅に必要な道具や現金、カードの携帯、暑さや寒さへの対策、雨天時のレインジャケットやウインドブレーカーなどの準備、そして簡易的なメディカルキットの用意など、各自で最低限の準備をお願いします。

体調やメカの調子が悪いときは、止まること、戻ることを躊躇しないでください。

ライド中は無理をせず、トレーニングとは異なり、目的に応じて楽しむことが大切です。グループライドでは、他の参加者に迷惑をかけたくないという気持ちから無理をしてしまうこともありますが、痛みや不調は早めに対処するほうが良いでしょう。

メンバー全員で参加者のペースに合わせて走るよう心がけましょう。もし誰かが遅れてしまった場合は、可能な限り待つ、または体力に自信のある人が迎えに行くなど、サポートし合いましょう。

ライド後の感想、報告をおねがいします。

ライド後には、感想や報告、おすすめのお店や場所、ルートなど、他のメンバーに役立つ情報の共有をお願いします。皆さんのご協力に感謝いたします。共に「楽しい」を分かち合い、自転車活動を一層盛り上げていきましょう。

また、皆さんからいただいた感想や写真、動画は、クラブの広報としてSNSに掲載することがありますので、ご了承ください。

作成 2024・2