これまで「初級・中級・上級」といったカテゴリー分けを設けてきましたが、今後はその区分を廃止し、「初心者」と「それ以外」というシンプルな構成に変更したいと考えています。カテゴリー分けには一定の目安としての利点もありましたが、実際の運営や参加者の受け止め方をふまえると、むしろ課題のほうが目立つようになってきました。
「初級」「中級」「上級」といった分類は、その基準が曖昧であり、参加者自身も「自分はどこに入るべきか」と迷うことが少なくありません。特に中級と上級の線引きは難しく、走力だけではなく、経験値や集団走行の慣れ、不安の有無など、さまざまな要素が関わってくるため、運営側にとっても管理が複雑になります。また、このようなカテゴリー分けが、かえって参加者に「レベルの壁」を感じさせてしまい、気軽に参加しづらくなる要因にもなっていました。
そのため今後は、「初心者」と「それ以外」という分け方に一本化し、初心者には特に安心して参加できるようなサポート体制を整えます。一方で、それ以外の参加者については、当日の目的や体調、ライド内容に応じて、柔軟にグループを編成し、自由度の高い形で参加してもらえるようにします。これにより、参加のハードルを下げると同時に、クラブ内の自然なつながりや情報共有も促進できると考えています。
何より大切にしたいのは、安全走行とお互いへの配慮です。経験者も初心者も関係なく、全員が安全を最優先に、思いやりをもって走るという共通認識をもつことで、NaCCのライドがさらに良いものになっていくはずです。今後も、こうした理念のもとで誰もが楽しめるクラブを目指していきます。
ロードバイクを購入したばかりの方
集団での走行に慣れていない方は、初心者練習会で乗り方を練習をおすすめします。
誰でも最初は初心者ですので、一緒にレベルアップしていきましょう。
ふらつかずにスムーズにスタートでき、安全に停止することができる。
ギアチェンジがスムーズにでき、状況に合わせた適切なギアを選択できる。
一般車道を安全に走行できる。
交通ルールを理解し、守ることができる。
パンクやチェーン外れなどの軽度なトラブルに一人で対応できる。
チェーン清掃やチェーンルーブの塗布など、基本的なメンテナンスができる。
作成 2024・2
修正 2025・5