メダイチドリ

Charadrius mongolus Pallas, 1776

レア度:たまに見られる(春、夏)

形態:全長20㎝程度のチドリ類で、トウネンコチドリより大きく、ハマシギとほぼ同大。嘴は直線的で、目と口角の間と同じくらいの長さ。また、目と同じくらいの幅があり、先端部で急に尖っている。足は黒く、コチドリとの区別は容易。夏羽は後頭部と胸がオレンジ色になるが、函館湾では色味に乏しい幼羽を見ることが多い。喉元の白色部は目の少し後ろまで達するが、後ろ首に回り込んで首輪状にならない点で、コチドリやシロチドリとは異なる。

生息域:春・秋の渡りの時期に函館湾に立ち寄る。春は少ないが、秋は9月頃、幼鳥がほぼ毎年目撃される。

生態:「クリリ」「プリリ」と鳴く。

2019年9月 山上juv.
2019年9月 山上なにか食べている
2018年9月 山上左はトウネン
2019年9月@銭亀 山上juv.