レア度:たまに見られる(春、夏)
形態:全長20㎝程度のチドリ類で、トウネンやコチドリより大きく、ハマシギとほぼ同大。嘴は直線的で、目と口角の間と同じくらいの長さ。また、目と同じくらいの幅があり、先端部で急に尖っている。足は黒く、コチドリとの区別は容易。夏羽は後頭部と胸がオレンジ色になるが、函館湾では色味に乏しい幼羽を見ることが多い。喉元の白色部は目の少し後ろまで達するが、後ろ首に回り込んで首輪状にならない点で、コチドリやシロチドリとは異なる。
生息域:春・秋の渡りの時期に函館湾に立ち寄る。春は少ないが、秋は9月頃、幼鳥がほぼ毎年目撃される。
生態:「クリリ」「プリリ」と鳴く。