ハマシギ
Calidris alpina (Linnaeus, 1758)
レア度:たまに見られる(春、夏)
形態:全長20㎝程度のシギ類。嘴は黒く、頭より少し長く、下方に湾曲している。白いアイリングがほとんど目立たないため、トウネンなどと比べると目が小さいような、目が後ろに寄っているような感覚を覚える。これらが相まって面長な「ハマシギ顔」を形作っており、これはこれで可愛い。頭頂部は密な斑点によって、帽子状となる。足は黒い。成鳥夏羽と幼鳥は腹部に黒い斑が現れる。冬羽は色味に乏しく、上面が一様に灰色、顔~腹部が白色に塗り分けられる。
生息域:春・秋の渡りの時期に函館湾に立ち寄る。春の通過数は少なく、主に8–10月に目撃される。北海道では、越冬する個体もいる。
生態: