K507
文化進化論と社会データ科学 (石川,ハイフレックス; 1-2期)
本講義では、文化進化論の理論的枠組みに基づき、人間社会や文化の変遷を進化的視点から理解することを目的とする。心理学・認知科学・人類学・情報科学・計算社会科学などの知見を統合し、実験、数理モデル、データ解析、テキスト分析など多様な手法を用いて文化現象を実証的に探究する。特に、AIや科学技術、宗教、言語、制度など、現代社会における文化的変化を扱い、データ分析に基づいた批判的思考力を養う。授業では計算・推論に基づく演習問題や、統計データの読み取り、Rを用いたプログラミング実習も含まれる。
1. イントロダクション:生物進化と文化進化
2. 比較認知科学:なぜ霊長類の中で人類のみが複雑な文化や科学技術をもつのか?累積的文化進化
3. 文化進化の数理の基礎:集団遺伝学・進化ゲーム理論・二重継承理論
4. 文化進化の数理の応用:技術と制度の進化・社会シミュレーション
5. 民族誌・考古学のデーベース:大規模データベース・記録法・次元削減
6. 文化系統学:ゴルトン問題・最大節約法・言語系統樹
7. 比較文化:文化心理学とWEIRD問題
8. 表象と言語:認知バイアス・文化誘引理論・繰り返し学習
9. 文化進化実験:実験計画法・伝達連鎖法・再現性と倫理的問題
10. 人間行動のモデリング:強化学習と社会学習
11. 計量テキスト分析I:コーディングと評価者間一貫性
12. 計量テキスト分析II:テキストデータのベクトル表現とその応用
13. 宗教・俗信・陰謀論・フェイクニュースの伝播:計算社会科学と宗教認知科学
14. 科学技術の文化進化:科学計量学・科学の科学・AI for Science
K114
実践的社会調査法 (石川,ハイフレックス; 1-1期)
本講義では、心理学や社会学における質問紙調査法を中心に、社会調査や研究を遂行する上で実践的に役立つ知識を修得することを目的とする。具体的には、アンケート調査といった量的手法を中心に学ぶが、面接法(インタビュー)や観察法や質的研究法についても取り扱う。講義では、統計的手法(主に心理統計学)に基づく質問紙調査の設計やデータ分析を主な内容とし、さらに文章データの数値化など、質的データを量的に変換する方法も紹介する。授業にはパソコンを用いた演習が含まれるため、各自パソコンの持ち込みが必要である。また、調査の実施方法だけでなく、調査における倫理的配慮、データの保管、研究の透明性についても理解を深める。
K114
実践的社会調査法 (東京,ハイフレックス; Ⅱ期)
本講義では、心理学や社会学における質問紙調査法を中心に、社会調査や研究を遂行する上で実践的に役立つ知識を修得することを目的とする。具体的には、アンケート調査といった量的手法を中心に学ぶが、面接法(インタビュー)や観察法や質的研究法についても取り扱う。講義では、統計的手法(主に心理統計学)に基づく質問紙調査の設計やデータ分析を主な内容とし、さらに文章データの数値化など、質的データを量的に変換する方法も紹介する。授業にはパソコンを用いた演習が含まれるため、各自パソコンの持ち込みが必要である。また、調査の実施方法だけでなく、調査における倫理的配慮、データの保管、研究の透明性についても理解を深める。