※お入りいただく前にぜひお読みいただき、ご了承の上ご連絡ください。
この教室は、保護者同士で支え合っている学習グループです。そのため、塾のように一方的な教育を提供するのではなく、以下のような理念で活動を行っています。
①子どもたちが共に学び会える学習環境をつくること
・教師役が中心となってカリキュラムや活動案・資料の作成に当たったり、実際のグループ学習活動をサポートします。
・運営補助役が中心となって、子どもたちのための行事や、保護者同士のつながりの場を作ります。
・保護者が中心となって、各家庭での学習をサポートする。
・保護者による家庭でのサポートが厳しい場合、別の保護者が教師役となり、学習サポートの機会を増やします。
②保護者同士が「子育ての日本語部分を支え合う」こと
保護者同士が協力し合うことによって、子どもたちへの豊かな日本語教育の機会を提供することが第一の目的です。運営役や教師役の方に対する活動謝礼は発生するものの、営利を目的とした活動グループではありません。それゆえに、保護者同士が子育てやキャリアの側で行うできる限りでの活動であることをご承知おきください。世界の各地域で、お子さんたちの実態も経済状況も多様であることを痛感しています。ぜひご相談ください。
③MUSUBIの日本語での活動を通して家庭の外、社会での学びへ
似たような背景をともにする仲間たちとともに、日本語を、そして日本語で楽しく深く学びながら、家庭の外に出て世界中のお友だちとの絆を深めると同時に、やがて社会へと旅立つ素地を育てることを目指します。
学習活動について
基本的には、文科省からの無償配布の教科書教材をベースに活動を行っています。グループごとに日本語を学ぶ目的も能力も関心分野もそれぞれ異なるため、共有の資料教材として教科書を使っていますが、活動内容の詳細や目標は運営委員が中心となり、グループ内で相談をしながら進めて行っています。
言語は読み書き能力が身について初めて長期的なもの・高度なものとして子どもたちの中に残ると言われています。そのため、基本的には補習校のように毎週の課題を出しています。この課題は本人の日本語能力の向上とともに、親子での日本語を通したつながりの機会を作ってもらう主旨で作成しています。その旨をご理解の上、ご家庭内で日本語と向き合う時間をつくってもらえればと思っております。
また、上記以外にも、グループに所属する保護者や子どもの皆さんがオンラインで結びつき、絆を深め合えるような年中行事、また世界の他の地域で同じような活動をしているグループとの合同活動等を開催しています。保護者にとっても、子どもたち自身にとっても楽しい場となりますように。