正式な情報は公式サイトを参照してください
【日本薬剤師会 通知文より】
(中略)電子お薬手帳システム「e お薬手帳 3.0」を基盤とした、公正かつ中立な薬局 DX 基盤サービス「N-Bridge(エヌブリッジ)」 を、 日本薬剤師会の電子お薬手帳(開発会社:株式会社ファルモ)の基盤を基本として運用する運びとなりました。
守山野洲薬剤師会・滋賀県薬でも利用している、病院窓口のFAXコーナーは医薬分業の過渡期に利用される目的で設置・運営してまいりましたがすでにその役割を終え、次の手段へと切り替わろうとしているところです。
《現在、発生している問題》
そこに、FAXを廃止しようとした病院等で、一部の民間企業によりシステムが搬入されることで、
薬局の検索機能が関連会社や金銭契約を交わした薬局を上部に表示させ、また表示されない薬局があり、不平等で患者誘導となる事案(薬担規則に抵触する可能性)
法外な送信料を薬局に支払わせる(1通あたり2000~3000円)事案(高コストによる経営悪化・本来送信者が支払う金銭の授与と捉えた場合は薬担規則違反(更に利用者にポイントの付与も行われている))
等の問題が全国で発生しています。
そこで、日本薬剤師会が公平性と持続性を担保したシステムを提供するようです。
日薬会員専用の価格設定(現行のFAX送信料と近い金額です)、基本料を支払う価格設定、処方箋送信機能以外にもオンライン服薬指導システムも搭載されています。
FAXコーナーに代わる設置型ポータルもありますが、患者のスマホのみで完結するシステムです。サービス提供は4月以降とのことです。
(詳しい料金については、ここでは割愛しますが10月の県薬理事会資料(外部リンク P.96~)に記載があります。)