私たちは、AMI(国際モンテッソーリ協会)公認のモンテッソーリ教師として、時折「Montessori Nature」というイベントを開催して、自然の中で子どもたちが感覚を通じて活動しながらモンテッソーリの活動やエッセンスを体験してもらう時間を提供してまいりました。
このたび、そのイベント名である「Montessori Nature」が商標登録されることになりました。
それをきっかけに、もっとこういった時間を増やしていけたら良いなという想いとともに、モンテッソーリ教育を学んだ時の資料を見返していたら、
「これはすごい!」と改めて感動したり、
少し忘れかけていた内容もあったり(汗)、
今の自分たちの視点から見える新しいこともあったり…
様々なことを思う中で学びの復習をしようという話になりました。
私たちの願いは、子どもとの関わりによって、子どもももちろん、大人も楽しく過ごせたらいいなということ。
もしこの復習会を開かれた場にしたら、楽しんでくれる誰かがいるかもしれないという思いから、この企画をはじめることにしました。
どんなやり方が良いだろうかと思案しつつ、
・私たちの復習会がベースなので、網羅的で整理された内容・体系だったレクチャーの時間ではなく、私たちの関心に沿った部分がフォーカスされたものになる
・ワークショップのような丁寧な準備や進行はしない予定なので、かなりラフな時間になると想定される
という場にはなりそうですが、月1回・平日のランチタイムにオンラインで実施しますので、もしご興味がありましたらお気軽にご参加ください。
みなさんとご一緒できる時間を楽しみにしています。
【テーマ一覧(予定)】
4月:<モンテッソーリ教育って、どんな教育なの?>
ここがおもしろい&本質的!と思っているモンテッソーリ教育の根底にある考え方。
モンテッソーリ教育は乳幼児からシニアまで。
5月:<人間とはどういう生き物なのか?>
生まれた時代、地域、人種、文化や風習などにかかわらず、すべての人間が持っている普遍的な特徴とは。
6月:<子どもは生まれてからどんなふうに大人になっていくの?>
発達は直線ではないし、均一でもない、それぞれの子どもの命のリズム。だから僕は家出したのかな…!?
7月:<大人にはない、子どもの特別な知性とは?>
子どもの知性はいつの間にか、日本の社会や文化も、家庭のやり方もまるっと吸収している。
そして、吸収しながら文明や文化を進化させているんだ…!
9月:<環境づくりがほんとうに大事なわけは?>
教具を並べる棚づくりがモンテッソーリの環境づくりではない。環境に込められた複層的な意味。
森は最高の整えられた環境かもしれない。
10月:<あふれでる特別な感受性(敏感期)とは?>
これを知っていると子どもとの関わりが楽に!そして、この辺りが知育と混同されているのかも!?
11月:<子どもの育ちのために大人ができること、大人の役割ってなんだろう?>
モンテッソーリ教育では怒らない?それってホント?なぜ?
1月:<「モンテッソーリ教育って子どもに好き勝手に自由にさせるんでしょ?」という誤解>
好き勝手な自由は無法地帯。自由と規律の関係とは。そしてAI時代に考え直すべきこと。
2月:<モンテッソーリ教育ではなぜ"集中"を大切にするのか?>
勉強の集中力があがるから!ではない。その人がその人になっていくための"集中"とは。
今、デジタルメディアと集中の関係を考える。
3月:<ひとりひとりの活動が大事にされるモンテッソーリ教育で、社会性や協調性は育まれるの?>
個人があって社会がある?社会があって個人がある?日本の社会性のユニークなところ。
日時:
2026年1月27日(火)12:00-13:00
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場所:
オンライン開催
※お申し込みの方には別途ZoomURLをご案内いたします
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参加費:
無料
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お申し込み方法:
以下Peatixよりお申し込みください