私たちの想い
concept
私たちの想い
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子どもたちと、子どもの成長をサポートする大人のみなさんのために。
子どもには自ら学ぶ力があり、子どもたちは毎日の活動や経験を通じて、まさに自分自身をつくっています。
そして、それぞれの発達段階のニーズに合わせた物理的・人的環境を整えることで、ひとりひとりの子どもの持つ可能性を援助することができます。
自分主体で、やりたいことを集中して心ゆくまでやりぬき心が満たされた子どもは、自己肯定感が高まるとともに、人への思いやりや助け合いの心も育まれ、自立や自律にもつながります。
私たちは「モンテッソーリ教育」を土台に、子どもが自分の内側からやりたいと思うこと(=発達段階のニーズ)を自己選択し、存分に活動し、自らの力で育つことを大切にしています。
子どもは、社会の未来でもあります。
どんな未来をつくっていくのだろうか?それを想像するとワクワクがとまりません。
そしてもうひとつ。
モンテッソーリ教育を土台にしている私たちですが、一方でそれだけに盲目的にならないことも大事だと思っています。
子どもをサポートするためのアプローチは様々ありますが、それぞれに素晴らしく、同時にその根底を見ていくととても似ているなと思うことも多いです。
それは、ひとりの人間に対する姿勢です。
その姿勢を忘れずに、その時その子どもにとって最適であろう関わりをすることが大事だと思っています。
専門性を有するものがモンテッソーリ教育のため、その観点が多くなるでしょう。そこには自信を持ちつつ、と同時にこだわりすぎず柔軟にオープンにサポートをしていけたらと願っています。
子どもは大人に言われなくても、「大人と同じようにやりたい」「自分のことは自分でしたい」という想いで行動します。
子どもは自ら成長するために、能力を獲得するためにと行動しますが、まだ発達の途中段階であることから上手にできないことも多いです。
モンテッソーリ教育は大人が教え込むのではなく、子どもが一人でできるように援助し、本来子どもの中にある育ちの力で自立していくことを目指す教育です。
特徴的な教具が注目されがちですが、モンテッソーリ教育には「日常生活の練習」という分野があるぐらい、ご家庭でできることもたくさんあります。
ご自宅でも、子どもの自立の助けとなる環境づくりや関わりができ、楽しく充実した毎日をご家族で過ごせるようなサポートができればと思います。
と同時に完璧を求めすぎないことも大事な要素だと思っています。夫婦でモンテッソーリ教師のディプロマを持っていてもとてもとても…。家で完璧にできる瞬間ばかりではありません。
これは国際教師のトレーニングでも再三言われることですが、親は教師ではありません。親には親の役割があり、教師のように接するより子どもが安心できることの方がよほど重要です。
そして更に私たちが大事だと感じているのは、子どもを含めた家族の関係性です。子どもという一員が加わることで必然的に家族の関係性は変化します。子どもが発達し変化していけば、さらに関係性は変化していくはず。時にはそこに混乱やストレスを感じることもあるでしょう。
家族という関係性が変化を経験しながらも健やかに日々を過ごしていけることが大事だと私たちは考えています。そして、そのためには大人の皆さんそれぞれが健やかであることもかかせません。
私たちは個人に対するコーチング・複数名の関係性に関するコーチングにも専門性を有しており、そのような観点からもサポートをできればと思います。
人格を形成する大事な幼児期にひとりでも多くの子どもたちに、そして子どもたちをサポートをする大人のみなさんのお役に立てればと思っています。