主に尋常性疣贅(いぼ)に対して行われる治療法の一種です。感染した皮膚を凍結と解凍を数回繰り返し壊死させ、自然に剥離するよう促します。
当院では液体窒素を含ませた綿棒を押し当てる方法と、液体窒素スプレーで噴射する方法を採用しております。
何らかの原因(外傷、やけど、褥瘡など)で皮膚や皮下にできた傷(創)に対して、そこからの感染を防ぎ良好な治療を助けるため、消毒や薬剤の塗布、ガーゼや絆創膏の被覆などを行います。
電気メスも導入しており、バイポーラを使用した電気凝固による止血も行っております。1本のメス先から高周波電流を流し反対側のメス先から回収することで、電圧が低くても十分にタンパク変性を促し止血することができます。
深い傷などに対しては表皮麻酔を用いて糸による縫合も行っております。(創傷処理)
脂肪腫や粉瘤などは、自然に治癒することがなく内服薬や外用薬でも治らないため、取り除くには手術となります。
悪さをしていなければ絶対に除去しなければならないものではないですが、徐々に大きくなり感染のリスクもあるので、早めの除去をご提案しております。
また、皮下膿瘍の場合早急に膿を排出する必要があるため、パンチメスで穴を開け排膿を促す処置をします。
手術後は軟膏処置をし当日の入浴は控え安静に過ごしていただくようお願いしております。お時間お日にちに余裕をもってご相談ください。
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深い傷に対して局所麻酔を用いて傷口を縫い合わせ、後日創部の治りを確認し抜糸を行います。
抜糸の時機は創部の深さ・場所により異なりますが、1週間を目安に再来院をお願いしております。
他院様で行われた縫合処置(保険適用のものに限る)後の抜糸も承っております。
厚くなった角質をメスを用いて削ります。
巻き爪や爪白癬、細菌感染などで炎症がある場合やご自身での爪切りが難しい場合は保険適用となります。