(credit) CfA/ Melissa Weiss
XRISM衛星を用いて中性子星という高密度星を観測し、そこから吹く「風」について新たな観測事実を発見しました。この研究成果をもとに手がけた論文がNature誌より発表されました。
日本天文学会にて口頭発表を行いました。5月にNatureに掲載されたブラックホールと似た性質を持った別のブラックホールの観測結果を報告しました。両者の間には類似点と相違点があり、それがどのような物理を意味しているのかを議論しました。論文は鋭意作成中です。
夏の感冒会を行いました。8.30はあいにくの天気でしたが、9.6は快晴で、夏の大三角や土星を見ることができました。
XRISM衛星のサイエンスチームのミーティングがオランダ、ライデンで開かれ、参加してきました。私は検出器チームとしての講演と、新たに観測したブラックホール天体の成果報告を行いました。下で紹介したブラックホールとは別のブラックホールを観測し、天体によってどのような違いがあるか、どの点は似ているかを話してきました。
(c) JAXA
XRISM衛星を用いて超巨大ブラックホールを観測し、そこから吹く「風」について新たな観測事実を発見しました。この研究成果をもとに手がけた論文がNature誌より発表されました。また、JAXAにて記者会見を開きました。
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IACHEC (International Astronomical Consortium for High-Energy Calibration)は、世界各国 のX線天文衛星のチームメンバーが集まり,それぞ れの性能や較正状況を整理し,同時相互較正観測を立案する場です。水本はXRISM衛星Resolve検出器において、観測するX線の強度に応じて性能が変化するという問題の現状について講演を行いました。Resolveはぶっちぎりで世界最高性能の分光能力を有していますので、ここで性能を正しく評価することは他の衛星の基準を作る上で重要です。
新3年生から、中等理科2名、初等理数2名の計4名が新しく研究室に加わりました。