ArXivや技術ブログ,SNSを介したウェブ上でのオープンな技術交流,深層学習など複数分野にわたって有効な技術の成熟などにともない,さまざまな学術分野はこれまで以上にシームレスにつながりつつあります.このような時代を生きる我々若手は,特定の分野のみならず,その周辺分野の知見を積極的に獲得し,新しい技術を自ら創出するという意気込みを持つ必要があります.
そこでMIRU2018若手プログラムでは,異分野サーベイ: コンピュータビジョン分野とは異なる分野の研究サーベイ企画を実施します.本企画を通して,様々な分野にどのような問題が存在し,またどのような研究グループが,どのような技術をもってその問題に取り組んでいるのかを知ることができます.また,参加者の皆様が大学や企業といった所属をこえてグループを構成しサーベイを行うことで,若手間の強固なネットワークが出来上がることも期待しています.企画の詳細は以下をご覧ください.
本企画に参加いただく方には,事前に用意したいくつかのトピックのうち興味のあるものを順位付きで5個(+希望のある方は自由記述),選んでいただきます.この希望をもとに,若手プログラム委員が参加者全体をいくつかのトピックにグループ分けします.
5/17-18に岐阜大学で開催されるPRMU研究会では,サーベイに関するチュートリアルを開催予定です.本チュートリアルの様子および資料は,研究会後本ページで公開予定です.
チュートリアル資料は下記です.
5月中旬の企画開始後からMIRU前日までの期間で,グループごとに担当トピックのサーベイをしていただきます.各グループには若手プログラム委員のうち誰か一人がモデレータとして加わり,円滑なサーベイをサポートします.
各グループには下記の通りサーベイ結果を披露していただきます.優秀な発表には表彰を予定しています.
異分野サーベイの実施結果は,本会議(8/6-8)および翌日(8/9)において,以下の形式で発表していただく予定です.
本会議のポスターセッション中において,サーベイ結果をグループごとに1枚,ポスター展示・発表していただきます.ポスターのサイズは本会議に準じますが,それ以外の内容(どういったものを掲載するか),および発表者(誰が発表するか; 各自の発表スケジュールを考慮しつつ,グループ内でシフトを組んでください)はグループごとの裁量で自由に決めていただければと思います.サーベイ結果について,MIRU参加者全体と密なディスカッションができるようなポスターを期待します.
本会議中の1セッションにおいて,各グループ7分,スポットライト口頭発表(質疑無し)を行っていただきます.MIRUの参加者全体に対し,「この分野ではこのように面白い」ということを端的に伝えるような口頭発表を期待していますが,具体的な発表内容・発表者についてはグループごとの裁量にお任せします.
各グループ20分(質疑込み)で口頭発表を行っていただきます.上のスポットライトとは異なり,より詳細な内容を紹介いただければと思います.たとえば,「この分野の技術をCVに活かすには,逆にCV技術をこの分野に活かすには」といった内容や,「この分野においてどのような今後の展望が考えられるか」といった内容を期待しますが,上2点と同様,発表内容や発表者については,基本的にはグループごとの裁量にお任せします.
(8/8 追記) 若手プログラムメンバだけでなく,MIRU参加者の皆さまも参加していただけるようになりました.MIRU参加者のご参加は先着順43名様までとなりますので,お早めに下記フォームにて参加のご登録をお願いいたします.
[MIRU2018本会議のインストラクション] に基づき,A0縦サイズで作成してください.(ポスターパネルのサイズはW900mm x H2100mmです)
8/8に7分の口頭発表(質疑無し),8/9に20分の口頭発表(質疑込み)があることを念頭に,自由に作成してください.ポスターに入り切らない内容については,補足資料(追加スライド,動画,原論文などフォーマット自由)を作成し,ポスター中に利用することも可能です.もちろん,各自で資料を公開する際,補足資料も含めてもらって構いません.
1. 業者印刷(無料; MIRU2018若手委員 [Link] に提出)と 2. 各自印刷して持参 の方法がございます.それぞれ下記のインストラクションに従ってください.
8/4土 10:00集合 @ホテル札幌ガーデンパレス
※ 昼食の提供はありません
参加者の皆さんに一足早く北海道にお集まりいただき,アイスブレークのための企画を実施します.
8/8水 19:00 - 22:00 @ホテル札幌ガーデンパレス
MIRU2018本会議最終日8月8日の夜には,合宿形式にてサーベイグループを超えた若手研究者の交流のための企画を実施します.交流会は立食形式,若手プログラム委員(以降,委員と記載)が2人1トピック(全4トピック)を担当し,参加者には各トピック30分でブース間を移動し合計2つのトピックについて議論して頂きます.参加の皆様は最初30分間は予め割り当てられたトピックにて議論,30分後には自由に委員間を訪問してディスカッションください.
参加者ごとに予めトピックを割当てます.各トピックについて,最低限委員が準備した質問に対して議論してもらいます.タイムスケジュールと4トピックは下記の通り: