「傾聴」とは、単に話を聞くことではなく、話し手に寄り添い、耳を傾けることで、相手の気持ちや考えをありのままに理解しようとすることです。そのためには、聴き手が自分の意見や価値観を押し付けることなく、今この瞬間における話し手の状況とその存在そのものを深く尊重する態度が求められます。
このような姿勢によって、話し手は安心して心を開き、自分自身を見つめながら話す過程で新たな気づきを得ることができます。つまり、聴き手が傾聴することによって、話し手自身が自分の心の声に耳を傾けることにつながります。このように、傾聴はカウンセリングの本質ともいえるものです。
さらに、傾聴はマインドフルネスが説く「今この瞬間に起こっていることに、ありのままに気づいていること」とも重なります。ヨッシーのカウンセリングでは、この傾聴を特に重要な手段として、丁寧に実践していきます。