mylifewithviolin氏
フリーランスのシステムエンジニアです。
趣味はバイオリンとピアノを習うこと。弾くことではないようです。
フリーランスのシステムエンジニアです。
趣味はバイオリンとピアノを習うこと。弾くことではないようです。
青年キリー社長が35歳のときにMindを生み出し、スーパーシニアの75歳となるキリーさんがMind9を完成している。これはまさに国宝級の偉業かと思います。Mind生誕40周年おめでとうございます。
わたしがMindと出会ったのは30歳くらいのころで、青山にあったMind販売元MSA本社のユーザーミーティングでキリーさんやMSA営業のキムラさん、中心的なユーザーであった金時さん、たわしさんたちと頻繁にお会いしていたころを懐かしく思います。そのころはハードウェアエンジニアでした。Mind5.1でインラインアセンブラが書けたのに感動したのをよく覚えています。
35歳のときにシステムエンジニアとしてのキャリアをスタートして、最初はマイクロソフトC/C++でWindows版の会計ソフトを実装していました。そしてすぐに名古屋へ転勤となり、それを機にMindとは疎遠になってしまいました。
それから20年近くが過ぎ、わたしが入社したときは顧客ゼロのスタートアップだった会社も、日本の有力製造業を顧客にそのサプライチェーンを直接支える事業に成長し、EDIシステムの原型を設計構築したわたしは事業責任者になっていました。
会社は下請けではなく独立系インテグレータでしたのでシステムの実装言語は自社で決定できたのですが、重工業から化粧品までまさに業界最大手を含む多様な顧客が利用するWebEDIシステムを開発運用し続け支えるため、わたしの選択はマイクロソフト言語(とサーバー製品群)でした。
しかし、設計工程では構造化された日本語すなわち日本語プログラミング言語を疑似言語として採用していました。わたしのキャリアの基盤はMindにあるといって過言ではないです。
営業から運用まで現場のすべてに精通することはやりがいもありましたが、まじでハードすぎたため60歳となる少し手前に体力の限界到来を予測したわたしは、後任の人材の採用を機にフリーランスのシステムエンジニアとして独立し、大好きなプログラミング実装や設計にタスクを集中することを選択しました。
そして3年前のMindオンライン忘年会に金時さんよりお声がけいただき、業務多忙のおり参加はできなかったのですが、それを機にMindに復帰しました。
仕事で使っているわけではありませんが少し恩返しを兼ねて、2年前よりソフトウェアエンジニア向けのナレッジコミュニティとしては日本最大級のQiitaでMindの技術的な啓もう活動(継続的な記事投稿)を行っております。
40周年に際しては「日本語プログラミング言語Mindの小技」シリーズを展開しております。こちらはキリー社長より40周年記念プロジェクトとしての公認をいただき、頻繁にコメントいただいております。みなさまもぜひご参加ください。ITさんはご参加ありがとうございます。引き続きお願いします。
また、年末12月には毎年Qiitaのアドベントカレンダーといういろいろなプログラミング言語の記事投稿イベントにも展開しておりますので、よかったらご参加お願いします。キリー社長や金時さん、ITさんにご参加いただいています。
実は2年前のアドベントカレンダーから再来年は40周年、来年は40周年と騒いでおりますので、今年2025年はついに40周年ですから盛大にしたいなと考えております。Mindをネット検索するとSTARTさんのすばらしいブログ記事を発見しました。ぜひ年末までにはご参加お願いいたします。アドベントカレンダーは外部のブログ記事のリンクということもできます。
また、個人的にはC言語で書かれたMindの中間コード実行ランタイムをC#やJavaでも動くようにすると、言語拡張がしやすいかなと思い、昨年くらいまではC#で書き換えたMindの互換ランタイム(の途中まで)をQiitaに公開しておりました。が、個人で言語が持つ中間コード処理をすべて書くというのはまさに膨大な作業が必要で、キリー社長の偉大さを痛感する形となっております。
わたしもキリーさんのようなスーパーシニアになりそうな予感をしております。若い方たちといっしょに現場でシステムを開発するのが楽しくてしかたありません。会社役員時代がハードすぎたので現在のワークロードは楽勝です(^o^)v
キリー社長の今後のご健勝とご活躍を祈願しております。