聴感評価実験の参加者募集のおしらせを載せるページです。
目的:環境騒音のうち,空調や機械騒音は様々な高さの音が複合しており,音色によっては不快感や生活への妨害感などの要因になりえます。これらの音の問題を適切に対処するためには,まず,音の物理的な性質と人間の感覚がどのような対応関係にあるかを調べることが必要です。
そこで本実験では,日常的に聞かれる騒音について,その物理的な特性と大きさの感覚を調べることを目的とします。なお「大きさ」(専門用語:ラウドネス)とは,音のエネルギの量感に関する心理的な感覚です。
内容:実験室でヘッドホンを装着し,聞こえてくる音の大きさを評価していただきます。
参加の条件:①日本語を第一言語またはそれと同等レベルに扱えること,②健康診断等で聴覚の不具合を指摘された経験がないこと
場所:東京大学生産技術研究所(東京都目黒区駒場4-6-1)C棟 音響実験室
最寄駅:東北沢駅(小田急線),駒場東大前駅(京王井の頭線),代々木上原駅(小田急線,千代田線)
所要時間:60分
謝金:1500円+交通費 (後日振り込み,またはQUOカードでお渡し)
実施日:2024年2月3日(土)〜2024年3月18日(月)
実施枠(目安,日によって可能な時間帯が異なります)
①10:00~11:00,②11:30~12:30
③13:00~14:00,④14:30~15:30
⑤16:00~17:00,⑥17:30~18:30
ご協力いただけるかたは,実験担当者に直接連絡いただくか,こちらのフォームよりご連絡ください。
目的:設備機器などから出る騒音には,特定の周波数の音が強く含まれることがあります。そのような騒音に対する心理反応を把握するため,心理評価実験を行います。
内容:騒音を模擬した試験音を実験室内で再生します。その音のわずらわしさ(音質)を評価していただきます。
所要時間:2時間半(説明,休憩を含む)
謝礼:3150円+交通費(後日振り込み,またはQUOカードでお渡し)
場所:東京大学生産技術研究所 Ce101(東京都目黒区駒場4-6-1,駒場2キャンパス)
実施期間:2022年5/30〜7/5, 土日も可。10時〜19時ごろ(時間は応相談)
関連研究発表など:
- 風力発電施設等の騒音に含まれる純音性成分による不快感の評価手法の研究(環境研究総合推進費) https://www.data.go.jp/data/dataset/env_20210305_0109
- Yonemura et al., "Subjective Evaluation on the Annoyance of Environmental Noise Containing Low-Frequency Tonal Components" International Journal of Environmental Research and Public Health, 18, no. 13: 7127, 2021. https://doi.org/10.3390/ijerph18137127
この研究は,東京大学倫理委員会の審査を受けています。また,科研費(若手研究,2021-2023年度)の助成を受けています。https://kaken.nii.ac.jp/ja/grant/KAKENHI-PROJECT-21K14299/
参加を検討される方は,こちらのフォームよりご連絡ください。担当者がメールにてご連絡します。