既存作品に依存せず、キャラクターデザイン+演出+写真表現の総合力を使ってキャラクターの存在感をゼロから構築することを目的とした実験的な一次創作。
記号・構図・光・衣装の組み合わせによって、ジャンルごとのキャラ性を再現しています。
強いシルエット
長い銀髪・刀・白ラインという構成は、ゲームキャラに求められる"一瞬で識別できる形"を意識したもの。
技モーションを想像させる構え
刀を掲げる角度は、必殺技の溜めやカウンター技のポーズに近づけている。
衣装の抽象度
和風・洋風・中華風のいずれにも寄せず、国籍を特定させない衣装にすることで、ゲームキャラらしい記号性を出している。
背景の"ステージ感"
コンクリ壁とカラーライトの組み合わせは、キャラ選択画面やステージ背景を連想させる抽象性を狙った。
映画的ライティング
赤く落とした低照度の光は、危険・暴力・過去の因縁を示す映画のライティング文法に沿っている。
物語る小道具
骨の仮面とヌンチャクは、説明なしに"過去"や"トラウマ"を匂わせるために選んだ。
静の演技
格闘ゲームのような動的なポーズではなく、内面を感じさせる"間"のあるポーズを選んでいる。
ロケ地として読める背景
無機質なコンクリ空間は、映画のワンシーンとして成立する背景を意識した。
設定を匂わせるビジュアル
狐面・黒紫・長髪という組み合わせは、人外・妖異を示すアニメの記号を踏襲している。
感情の読めない仕草
髪に触れる仕草は、余裕や観察者的な立場を演出するために選んだ。
和風と現代のハイブリッド
和装に現代的なコンクリの背景を合わせることで、異世界と現実の境界にいる存在感を作っている。
キャラの役割が伝わる構図
主人公の前に現れて助言し、試し、導く——そうした準レギュラー的な謎キャラの立ち位置を意識した。
衣装が語る役割
青と金の豪奢な衣装は、貴族や組織内の高位、あるいは裏社会の要人といった立場を示す記号として選んだ。
能力の象徴としての銃
漫画では武器がキャラの能力を語ることが多い。銃という選択は、冷静さとプロフェッショナルさを伝えるためのもの。
強キャラの構図
正面を向き腰に手を当てた立ち姿は、自信と実力を感じさせる構図を意識している。
表紙感を生む背景
無地の背景は、単行本のカラーページや表紙のような文法に近づけている。
ロリィタずんだもん
「キャラクターが、私服としてロリィタファッション※を着ている状態」をコンセプトに設計した衣装。
キャラクター固有の要素は色・構造に組み込み、ロリィタとしてのシルエットや文法は崩していない。配色には、イラスト等ではあまり用いられないクラシカルなくすみカラーを採用し、生活の中に存在する服としての説得力を重視している。
※18世紀ロココ様式をモチーフにした日本発祥のカジュアルウェア。主に膝丈スカートを膨らませたシルエットと露出を避けた布量を特徴とし、デコラティブな日常着として楽しまれている。
普段のずんだもん。枝豆の妖精。
シリーズものの小説の登場人物のキャラクターをコスプレし、各巻で重要なキャラクターを表紙にした。
既存コンテンツの二次創作だが、服装や背景を小説の内容にしたオリジナル要素を含む。
同人小説の枠組みかつ小説という媒体において、一見サブカルチャー的表現として親和性の高そうだが、しかし組み合わされてこなかったコスプレの表現が重みを与える。