【第16回 自主ゼミ】(Organizer:瀬田京介)
○講演タイトル: 糸状菌Colletotrichum tofieldiaeと細菌集団の共接種がシロイヌナズナに及ぼす栄養環境依存的な影響について
○日時:4/2 (木) 15:30〜17:00
○場所:2-207教室 (終わり次第交流会@2-202教室)
○講演者:
綾野里咲 さん (東京大学・晝間研究室 修士2年)
東京大学 大学院総合文化研究科 広域科学専攻生命環境科学系に入学し、学部4年生から晝間研究室に所属、現在は修士生として在籍中
[講演内容]
陸上の植物は多様な微生物と共生して、生育に適さない環境にも適応している。しかし、植物・微生物間の一対一の相互作用と比べて、微生物が集団として植物の生育に与える影響について、その背景にあるメカニズムには未だ不明な点が多い。ここでは、細菌集団と有益糸状菌 Colletotrichum tofieldiae (Ct4) が、栄養欠乏条件で生育するモデル植物シロイヌナズナの成長にどのような影響を及ぼすか調査することを通して、そのメカニズムについて考察することを試みた。細菌集団としては、栄養欠乏土壌として知られる菅平高原で、健康に生育していたアブラナ科植物から単離された31種類のPseudomonas集団 (Ps) を用いた。Ct4やPsによる植物成長促進及び阻害の程度は、栄養条件、特にリンの利用可能性に依存して変化した。リン欠乏条件における、Ps集団による植物成長阻害効果は、Ct4の共接種により緩和したが、リン十分条件では、両微生物の共接種は逆に生育を抑制する結果となった。現在、実施している実験では、両微生物共接種時の、栄養環境に依存して植物の表現型を異ならしめるメカニズムの解明と、個々に接種した際と集団として接種した場合で、各細菌のCt4やシロイヌナズナに対する表現型が変わるのかについて明らかにすることを目的としている。本研究が、自然環境中の植物が、病原性微生物の存在下でも健康に生育できる理由の一端の解明に寄与することを期待している。
【第17回 自主ゼミ】
学術発表練習会を開催しました! (入試面接諮問対策会)
○日時:6/25 (木) 4, 5限(15:20~18:50)
○場所:6-208教室集合 (終わり次第交流会 @2-202教室)
○持ち物: お菓子、飲み物(研究室単位で持ち寄り方式)
○内容: 学術発表を控える人を対象に、発表練習を行いました。
2-3分程度で発表してもらい、その後、聞く側の人から予想質問をだしてもらいます。 台本を用意して読んでも平気ですし、何も見ないで発表しても大丈夫です。当日の質疑応答で端的に答えるようになれることも今回の目的の一つです。
時間が余った場合には、団欒会を設けて、質疑応答で時間が足りなくて聞けなかったことや、同期同士で親睦を深める時間にしたいと思っています!