関門海峡のご紹介
Introduction to KanmonKaikyo
Introduction to KanmonKaikyo
関門海峡は本州・山口県と、九州・福岡県の間にあり、昭和17年に鉄道トンネルでつながるまでは船が唯一の交通手段でした。その後、国道トンネル、関門橋、新鉄道トンネル(新幹線)が開通しています。また、観光用の渡船が唐戸~門司港の間で運行されています。
2023年11月14日に関門海峡のシンボル関門橋が開通50周年を迎えました。
補修を続けつつ交通物流を支えるこの橋。実は塗装色は灰色ではなく、ごく薄い緑となっています。
当初は航空法の理由で真っ赤になる予定でしたが、美観と航行の安全の観点からこの色になったそうです。
海峡の一番狭いところは約650mとなっており、早鞆の瀬戸(はやとものせと)と呼ばれます。太平洋と瀬戸内海をつなぐ要所になっており、1日に約600隻もの船が行き来します。潮の流れは速いときで9ノット(時速約17km/h)を超えることがあり、流れも1日4回変わります。
海の安全を守るため、海峡の周囲には、導燈や潮流信号所が設置されています。導燈は2つ1セットで、両方がまっすぐに見える方向が目印となります。潮流信号所は現在の潮の方向と速さなどを示しています。MDコース上では関門橋付近で見ることができます。
MissionDay関門海峡では、海峡の両側にコースを設定します。
こんなに海が近いルートはなかなか珍しいのではないでしょうか。行き来する船の光景とともにお楽しみください。