もしも平和な未来があったら
観覧 ダイヤ公演 スペレイ&ペイズ
スペレイ:すっごい良かった!ダイヤ公演見たのいつぶりだっけってぐらい久々だったけど、クオリティもかなり上がってたね
ペイズ:俺が前に見たときは団員13人揃ってなかったんだよね。ダイヤは人数揃ってると壮大だな
スペレイ:共同公演では何度も見てるけど、やっぱり単独だとかなり雰囲気違うし…
ペイズ:チーム単独公演はかなりチームの個性が尖るよなー
スペレイ:…スペードチームもそう思われてるんだろうなぁ
ペイズ:どーだろ…うちは協調性ないからなぁ…誰かと一緒だから大人しくなるとかないよね(遠い目)
スペレイ:…たしかに…(遠い目)
ペイズ:あぁそれこそスペレイは共同公演と単独公演でかなり………やっぱなんでもない
スペレイ:え、なに…?
ペイズ(言うとぎこちなくなりそうだもんなぁ…)早く本拠地でやりたいねー
スペレイ:出張公演も僕は好きだよ。僕たちのこと好きでいてくれる人たちの生きてる場所を見られるの、嬉しいかな…。距離が近い感じもする。
ペイズ:そうは言ったって、ほんとはジョーカーとやりたいんでしょ
スペレイ:………まぁ………それは、そうだけど…年に3ヶ月間だけだし…お客さんの反応もいいし………
ペイズ:そんな気まずそうな顔しなくていいじゃん
スペレイ:…だってよくは思ってないんでしょ…
ペイズ:まぁ、白はともかく黒はねー…今でもクッソ嫌いだ。アレのこと好きなファン全員ドMでしょって思ってる
スペレイ:…
ペイズ:でも、スペレイにとって大事な人ならむやみに傷つけたりはもうしないよ。………多分。
スペレイ:ありがとう…?
ペイズ:ねぇ、今度クラブとハートのも見に行こうよ。
スペレイ:………休み…もらえたら……
ペイズ:…No.1ってマジで休みないよね~………年間休日3日とかじゃんね
スペレイ:……見に行きたいな…。映像で見るのとはやっぱり違うもん
ペイズ:そりゃそうだよね。同じ会場同じ演目でも、その日の観客のテンションとかリアクションで全然違うくらいだし
スペレイ:…やっぱり早く本拠地でやりたいね
ペイズ:でしょ?
特別公演編
団長:来年から月に1度、人気投票上位13名による特別講演を本拠地で開催する。
全団員:!
団長:1年後の人気投票でそのメンバーを選出する。今まで、チームでの自分の役割を十分に理解し、順位に消極的だった団員もいるだろうが、この1年は気にしなくていい。存分に上を目指すことだ。ただし無茶なパフォーマンスでケガをすれば即座に切り捨てる。いいな。今日のミーティングは以上。各チームリーダーはこのあと~……
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黒:意外だなぁ、団長もファンの意見取り入れたりするんだね
♠3:ファンの意見?
黒:ほら、前からよく言われてたじゃん、クロスオーバーパフォーマンスが見たいって
白:でも僕ら以外は決まったパフォーマンスがあるから難しいよねって話をよくしてたんだ
黒:チームに1人でも異物が入れば、完璧だったパフォーマンスは簡単に崩れるんだよ。むしろ完璧であればあるほど。
白:ハートやダイヤなんかは特にね。毎年入っててもハートとダイヤは慣れるのに時間かかるもん
♠3:あー…チームでやるのとはまた変わってくるよね。うーん…
黒:本拠地での公演が自シーズン以外でもできるのかなり大きいだろうし、ほとんどが13位以上を目指すんじゃないかな?それでもサポータータイプは不利だよね。ま、でもスペレイの前例があるから言い訳はできないけど!
白:上位13人か…誰が来るかな…。
♠3:スペードチームだと今のところ、僕とペイズ…ディンクとエディも入ってるな。
黒:4/13がスペードか。大したもんだね。
白:あの2人いるんだ…やだな…
黒:…ジョーカー、スペレイの前ではそーゆーのやめたげなって言ったじゃん
白:…ん…うん…ごめんなさい
♠3:あ、いや…まぁ…しょうがないし…。
黒:あと僕ら2人、♥Qと♦K、♣Jもまぁほぼ確定かな。ここ数年上位はここで埋まってるし。
♠3:上位組は固定ファンが多いからね…
黒:ま、どっかの誰かさんみたいに固定ファン根こそぎ奪ってく団員とかが出てこなければね
白:ほんとほんと
♠3:耳が痛いな…
黒:まぁ何はともあれ、落ちないようにしないとね~
♠3:…
白:…
黒:…なに?
♠3:いや、ジョーカーでも落ちる心配するんだね。
白:ね、意外だよね
黒:なに?2人はしてないの?さっすがだねぇ
♠3&白:してるに決まってるでしょ
黒:そうだよねぇ?だから僕らはTOP3で居られるんだよ。ペイズがNo.1から落ちたのは油断が大きい。僕は誰のことだって侮ったりなんかしないよ。白にだってお兄ちゃんの体裁整えるために必死だもん~
白:嘘だ…
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♠3:ディデュも目指したりするの?
♠2:んー……僕はいいかな。別に本拠地の公演に思い入れがあるわけでもないし。
♠3:そうなんだ…
♠2:あとシンプルに休み減るのイヤかな
♠3:そ、そうなんだ…
♠2:まぁ、今の順位を落とすつもりはないけど…。スペレイは特に頑張ってね。みんなその座を狙ってる。ジョーカーだって。
♠3:うん。それくらいできてもらわないと困る。
♠2:変わったね、スペレイ。
♠3:変わった…のかな?どうだろ
♠2(いや、多分変わったんじゃなくて…、元々そうだったんだよな、スペレイは)
…応援してるよ。
♠3:うん、ありがとう…。
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♣2:あっ黒、よかった来てくれた!ねぇ、ねぇお願い!協力して!13位以上なりたい…!
黒:…デュラ、僕のこと落とすって言ってなかった?
♣2:言った!からこそ特別公演やりたい…!各チームとの公演絶対楽しい~~~!
黒:ふーん…?平和主義なんでしょ?いいの?他者を蹴落とすような真似して。それに僕が協力してるってバレたらここの場所だってバレちゃうかもよ?
♣2:……………それは嫌だな…
黒:(迷わずこの場所>13位以上なのおもしろ)
♣2:たしかに、うん、そうだね、やめよ。スペレイに頼もうかな…
黒:スペレイ教えるの壊滅的に下手だからやめておいた方がいいよ。実際やってるとこ見せて「こう!」っていうだけ。
♣2:……カワイイネ…スペレイ……。…サポーターも好きにやっていいって言ったって…いきなりやり方変えられないし
黒:やり方は変えない方がいーよ。スペレイぐらい人の実力を測る能力と自分自身の圧倒的実力がないとケガさせるしケガするから。中途半端に終わって順位無駄に落とすのが目に見えてる
♣2:…じゃあどーすればいーの
黒:さぁ?自分で考えなよ
♣2:…黒が私の立場だったらどうする?
黒:あはは、んーそうだなぁ…ファンの前でもうちょい素出すかな。
♣2:……素…!?む、無理…!
黒:なら一生その順位だね。そもそもデュラ、クラブの中でも下のほうじゃん。よくもまぁ13位以上目指すねぇ?
♣2:…上の順位を目指すことより、みんなに合わせることの方が大事だったもん。今でもそれは大事だけど…
黒:…あぁ…確かに特別公演出れれば、僕と一緒にいる時間増えるもんね
♣2:……デリカシーないな…
黒:あっはは、ごめんね?
♣2:むっかぁ…つくぅ~…。
黒:ね、デュラ、なんか賭けようよ。13位以上なれるかなれないか。僕はなれない方に賭けるから!
♣2:黒が賭けで負けるとこ見たことないんだけど……
黒:あっははは!デュラが13位以上になれなかったら、僕にこの場所頂戴!
♣2:……はぁ!?やだよ!なんで!別にいいじゃん!自分のものみたいに自由に使ってるんだから!!
黒:自由に使ってないよ。デュラのものだから一応この場所のこと誰にも話してないし、私物だって増やしてないもん。いやなら13位以上になればいいだけじゃん
♣2:(なにそれ!なにそれ酷い!!ここでならジョーカーと友達でいられたのに…スペレイたちにバレたらここでも私は…)
黒:そんな怒んなくてもいいじゃん。13位以上、デュラが思ってるより難しいよ。スペレイが50位台から1位まで、たった3ヵ月で登り詰めたけど、あれは初めから頭がおかしいのと、それに加えて命よりも大切なものを懸けたから。スペレイが1位になってからは、13位以上の質は明らかに違う。しかも今回はほとんどの団員が13位以上を狙いにくるんだよ。僕が1位を目指したときとそもそもの難易度が違う。僕もこの座を落とすわけにいかないし。
♣2:…黒は何を懸けてショーに立ってるの?
黒:…デュラが13位以上になったら教えてあげるよ。僕の秘密も本音も…デュラの知りたいこと、僕が答えられることは全部教えてあげる。
♣2:……(実質賭けたものは“黒自身”だ。負ければこの場所で黒と話をすることは多分もうない。勝てば黒のことをもっと知れる…。…はぁ、まぁどのみち黒とはそのうち決着つけないとなって思ってたし、関係が切れるなら、それは、それで………)
わかった、やろう。
黒:いいね、1年後が楽しみだ
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♠A&白:……((きまず…))
♠A:何してたのこんな時間まで
白:…別に…練習だけど…
♠A:…一人で?スペレイともう一人は?
白:あの2人と同じ練習量じゃ、あの2人には追い付けない。僕には才能がないし…
♠A:…刺さること言ってくれるね、俺には努力が足りないって?
白:…まだあきらめてないの?
♠A:アンタは黒と違って無自覚で腹立つこと言うよね
白:あっそう、だったら話しかけなきゃいいんじゃない
♠A:それだとスペレイが傷つくんだよ。クソガキ
白:一回り以上離れてるんだから、そっちが大人になってよね
♠A:ハイハイ。諦めてるわけないだろ。今だってスペレイの座を奪う気満々だよ
白:ふーん…
♠A:まずは手始めにジョーカーからだよ。覚悟してろよ
白:僕は…まだここの団員全員嫌い。スペレイとジョーカーの3人で並べないぐらいなら、こんなところ居る意味がない。死ぬことと同じだ。でもみんなはそうじゃないでしょ
♠A:…
白:…僕負けないよ。………じゃ、また…
♠A:………厄介なTOP3だなぁほんと…