〈BUMP OF CHICKEN be there in Nagoya 3/18-19〉
01.Acasia
▶ここ最近の曲で一番好き。ポケモンのMVもめちゃくちゃたまらんかった。何回見ても泣ける。
ポケモンガチ勢じゃないけど、いろいろ思い出して懐かしくなったなぁ。
もちろんポケモン×トレーナーの曲なんだろうけど、
「僕が君を見つけたとき、君に僕に見つけてもらったんだな」とか、
「君の一歩は僕より遠い、間違いなく君の凄いところ。足跡は僕の方が多い、間違いなく僕の凄いところ!」とかは
ペット×飼い主にも通ずるところがあって好きだなぁと思う。
66号線にも「僕が見つけるまで生きてくれて、見つけてくれてありがとう」って歌詞があるけど、それに近しい愛情を感じている。こういう歌詞が好き。
あとはやっぱり「ゴールはきっとまだだけど、もう死ぬまで居たい場所に居る」も共感できて好き。私にとって創作がそんな居場所だなぁと。
02.ダンデライオン
▶かわいい曲!!歌詞の中には「橋の向こうで出会ったやつ」がたんぽぽだと明記されてないところが好き。物語調の曲だからこれに関しては語りを聞くより聴いてくれ。
03.天体観測
▶過去でも未来でもなく「今」を歌う歌。深堀すればするほどいいところが見つかる気がする。でも、そこまできちんと理解は出来ていないんだよなぁ。この曲…。
できなかったことや後悔している選択を「君の震える手を握れなかったあの日」とか「宛名のない手紙」と表現するのが藤くんらしいというか、すごく好きな表現の仕方だなと思う。
04.なないろ
▶この曲はタイトル聞いた瞬間「うちの犬たちじゃん…」ってなった。
「思い出すと寂しいけど、思い出せないと寂しいこと。忘れないことしかできない。夜を超えて続く僕の旅」ここめっちゃわかる。
亡くなった人を思い出すのって、さみしいなぁって感じるけど、思い出さないことはもっと寂しいなぁと。忘れないことが出来れば、それだけでいいって思うけど、それすら難しいんだよね。
05.透明飛行船
▶これBUMP好きになりたての時から好きではあったんだけど、大人になってから歌詞の重みに潰されるかと思ったくらい共感した。
「どうにかやってこられたけど、避けようのない石に躓いて、いつもみたいに起き上がれない。そんな日がついに来た」
とか、ちょうどね、去年の5月末くらいに昔に自分が受けた「平気じゃなかったこと」の自覚に襲われて、「あー無理、頑張れない、起き上がれない」ってなってたんだよね。
私はそもそも「平気な振り」してる自覚もなかったけど、平気じゃなかったんだって気づいた瞬間「なんで私ばっかり!」とか「狡い」「うらやましい」って気持ちで埋め尽くされたり、優しさを素直に受け取れなかったり、他人が幸せそうでも不幸そうでも腹が立って仕方なかったりして。まぁその状態の時に透明飛行船思い出せたわけではないんだけど、ちゃんと考えて回復した後に透明飛行船聞いてもう一回だけ泣いた。
「誰も気にしないようなこと、分かち合えやしない他人事」とか、私が受けた理不尽なんて大したことないって洗脳みたいに言い聞かせてたけど、大したことなくてもなんでも、それが痛みであるのなら「痛い」と休息する時間が必要だなと思う。人には私の痛みはわからない。私を一番大切にしてあげられるのは私だと思う。「痛い、苦しい」と泣き喚く私が居たら、一度転ばないように立ち止まるのもアリかもしれない、なんて思った。
06.クロノスタシス
▶これめっちゃJoker編って感じしてるんだよなぁ…。
「もう一度ドアを開けるまでノルマで生き延びただけのような」とか、事件が起きて団長と2人で暮らしてるスペレイって感じがすごくて…。
「明け方多分夢を見ていた。思い出そうとはしなかった。なつかしさが足跡みたいに、証拠として残ってたから」も、トランプ兄弟の3人ががサーカスで過ごした日々を今もまだ夢で出てくるような、そしてその夢の受け取り方もそれぞれ違うような感覚があって好き。
全体的にスペレイ→Joker兄弟って感じがして好き。
「僕は僕をどう救える」「例えば未来変えられるような大それた力じゃなくていい」「君のいない世界の中で息をする理由に応えたい」「拾わなかった瞬間ばかりどうして今更いちいち眩しい」「僕の奥残ったひとかけら、時計にも消せなかったもの」「枯れた喉を振り絞っていつか君に伝えたいことがあるだろう」「なくしたくないものがあったよ、帰りたい場所だってあったよ」
この辺がめちゃスペレイっぽいなぁって。
スペレイっぽいからこの歌が好きっていうよりは、こういう歌詞が当てはまるスペレイが大好きって感じ。
07.SmallWorld
▶これはねぇ、まだちゃんと練れてないしめちゃくちゃ放置してるけど、Gilldy世界の創作がよく合うんだよね。ていうか、Gilldy世界作ってる最中にリリースされて、かなり影響受けている気がする。でもやっぱりスペレイにも合う。
不器用だけど丁寧に、それでも間違えながら生きてる人に寄り添うような優しい歌だなぁと思う。
「変われないのに変わりたいままだから苦しくて」の歌詞とか「変わりたいのに変われないまま」という言葉を前後入れ替えるだけで、こんなに感情的になるんだなぁって。
あと普通にすみっコぐらし×BUMP解釈の一致すぎる。BUMP世界の隅っこ大声上げて歌ってるバンドだよね。わかる。
08.魔法の料理~君から君へ~
これほんと、大人になればなるほど染みる曲だよね。なんとなくだけど、藤くんにとってもそうなんじゃないのかなぁって思ってる。
記念撮影に出てくる「いつか終わる魔法」が「魔法の料理」なんじゃないかなぁなんて思ったり。
これはライブのときの「期待以上のものに出会えた」の歌詞変えでファンを指さしていたのが印象的だったなぁ。泣いちゃう。
09.プレゼント
▶この曲も実は66号線くらい好きになってる曲なんだよね。仕事行くの嫌すぎた通勤中に車の中で流れて号泣した曲。
最初の語りかけも好き「お訪ねします、このあたりでついさっき涙の落ちる音が聞こえた気がして。駆け付けたんだけど、誰の涙かな?…そういや君はずいぶん赤い目をしてるね。…ええと、うん」優しくてホッとする。
「世界に誰もいない気がした夜があって、自分がいない気分に浸った朝があって」とか。誰もいないと感じるのは夜で、自分がいない気がするのが朝なの、めぇっちゃ分かる。誰にも会いたくない。誰かと居る自分が嫌い。みたいな。ずーっと閉じこもっていたいのに、「でもさ、壁だけでいいところにわざわざ扉作ったんだよ。嫌いだ、全部好きなのに」のところで、言語化できない本音に触れたような気がして、ボロボロ泣いた。ここの歌詞、言葉だけの部分じゃなくて、なんていえばいいかわからないんだけど、この一文にめちゃくちゃな情緒が含まれてるなと思う。自分がただそういう受け取り方をしただけだけど、藤くんが「言葉で伝えるのが苦手だから、俺は歌うんだと思う」と言っていた意味がわかった。そして自分もそれでいいんだとも思った。
「少なくとも君には味方がいるよ。プレゼントの物語の中の住民たち」って歌詞から私は創作に狂うようになったと言ってもいい。
私がどれだけ傷つけられていたとしても、この世界は紛れもなく私が作ってきた世界で、私自身も誰かが作る世界の一部なのだと。今まで触れたことのある言葉の意味もようやく理解できた。
ハガレンの「一は全、全は一」もノヴァの「自分だけがノヴァというわけではないよ、君もノヴァのひとつなんだ」って言葉もようやく自分の中でかみ砕くことが出来た。それを言葉にするのはやっぱり難しい…。
だから、藤くんが歌うように、私もずっと絵やお話をかき続けたいと思う。
この曲がすべてを語っているわけではないけど、自分が色々考えるきっかけとなった曲。
10.新世界
▶かわいくて楽しくて聞いてるだけでスキップしちゃいそなところが好き。なんだよ「ベイビーアイラビューだぜ」って。可愛すぎじゃん。
「なんだよそんな汚れくらい丸ごと抱きしめるよ」とか、めちゃくちゃ胸きゅんワードじゃん。イノセントの時も「君がどんな人でもいい」って言ってたのと同じような意味ではあるんだろうけど、この表現の仕方が「藤くんッッッッ好きッ‼‼‼‼」ってなるね。
この曲、ロッテのCMで使われて、2番がアルバム出るまで聞けなかったけど、2番の「ハズレくじばかりでも、君といる僕が一等賞」の歌詞聞いた瞬間「んぁぁあかわいぃ!!!」ってなったのをめちゃくちゃ覚えてる。ドキドキしながら聞いてたなぁ。
いや、普通にね「君と会ったとき僕の今日までが意味をもらったよ」ってめちゃくちゃプロポーズじゃん。って思いはするよね。藤くんの結婚発表されたとき、新世界がプロポーズの歌だって言われたのも、まぁ頷ける。でもあれはどう考えてもファンに歌われた曲じゃん!!ってなってたなぁ。藤くんがプロポーズするような相手と同じくらいファンのこと大事に思ってくれてるってことだよねぇって思う。生きねば。
11.SOUVENIR
▶これも新世界に似た感じがするよね。可愛くて楽しくて聞いてるだけで手叩きたくなるような感じ。
こんなかわいい曲を真白にぴったりの曲だ…って思う日が来るなんて思いもしなかったけど。
Auroraarkの時に「俺は君たちの当たり前の昨日も明日も、知ることが出来ない。それがすごく悔しい」ってMCで言ってたけど、SOUVENIRでは割とそれがポジティブに歌われてるような気がして、藤くんの中でその思いをかみ砕くことが出来たのかなぁと。
昨日も明日も知らないお互いがこんな風に集まって一緒に歌うってすごいよね。しかもそれが超絶楽しいんだもん。
あとね「どうしてこの曲を見つけてくれたの?」じゃなくて「見つけ合うことが出来たの?」なのが好き。私たちがこの曲に出会えてよかったと思うのと同じように、曲のほうも「君を見つけられてよかった」って思ってくれているような言い方。
「走って走って、恥ずかしくなって歩いて」とか「歩いて歩いて、いつの間にか急いで」の歌詞かわいすぎて好き。
そういえばSOUVENIRにも「転んで平気なフリして」って歌詞が出てくるね。割と「平気なフリ」がbe thereのテーマだったのかな?
プレゼントも「今もまだ震えながら笑おうとして泣いて」って歌詞あるし、2日目のセトリにはなかったけどFlareとか完全にそういう歌詞だもんねぇ。まぁチャマのこともあったし、そういう歌詞にBUMPのなかで重くなってたのかもしれない?
12.Gravity
▶秒針みたいなイントロ大好き。夜寝る前に聞きたくなる。
これリリースされたとき仕事しんどすぎて毎日苦しかったけど「一緒じゃなくても、一人だったとしても、また明日の中に君がいますように」って歌詞だけで「あぁ生きなきゃ、がんばらなきゃ」って思ってた。死にたいって思ってたわけじゃないんだけど、とにかく毎日起き上がるのしんどくて、朝の呼吸が浅くて苦しかった。
「帰ろうとしない帰り道」とかめちゃくちゃ青春思い出すよね。この曲は風架たちが合うんだよねぇ。
13.スノースマイル
▶実を言うとあんまり刺さっていない曲…。なんでだろうね…。BUMPの曲の中では珍しく魅力を感じていないんだよね…。ライブ出現率高めの曲だけど…。
まぁきっと必要になった時に刺さる日が来るでしょ。今の私にはまだ必要のない曲だというだけで。
14.月虹
▶これリーン(&アーク)って感じ強くて好きなんですよぉ~~~。普通にめちゃくちゃカッコいい。この歌。
「何も要らない、だってもう何も持てない。あまりにこの空っぽが大きすぎるから」「思い出になれない過去永久リピーター頭ん中。いまだ忘れられない忘れ物」「あっただけの命が震えていた、あなた一人の呼吸のせいで」「いつかその痛みが答えと出会えたら、落ちた涙の帰る家を見つけたら、宇宙ごと抱きしめて眠れるんだ」「新しい傷跡に手を当てるそのたびに鮮やかに蘇る、懐かしい温もりを」「どこに行ったってどこにも行かなかったあなた一人との呼吸のせいで」
このへんがリーンって感じが強くて好き。あと「どんな歩き方だって会いに行くよ」とか。お母さんが自分のせいで死んでしまって、弟にも過酷な人生を作ってしまって、自分のすべてを恨んでいて、そんな中でネフリーと出会って、少しずつ愛を取り戻していったのに、すべての元凶がネフリーだったと知って、それでも「こんな呪いがなくたってお前のもとに生まれ落ちる」といえるリーンの愛がたまらん好き。
…月虹の感想じゃないな。まぁいいや。
15.HAPPY
▶BUMPらしい1曲って感じがする。BUMP好きが一度は通る曲だよね…!
あんな明るい曲調で「悲しみは消えるというなら、喜びだってそういうものだろう」とか、そんな卑屈なこと言う!?ってなるけど、そういうとこが好き。
「終わらせる勇気があるなら続きを選ぶ恐怖にも勝てる」「消えない悲しみがあるなら、生き続ける意味だってあるだろう」の歌詞は勇気がもらえる。
他の曲でもちょくちょく感じるけど、「悲しみ」や「絶望」を藤くんはとても大切に扱っているよなぁ。でも、たしかに「悲しみ」や「絶望」の側に大切なものが存在してるって思うのもわかる。
16.ray
▶「あんまり泣かなくなっても、靴を新しくしても、大丈夫だ、あの痛みは忘れたって消えやしない」にめちゃくちゃ救われたんだよ。愛犬が亡くなった後にね、忘れていくのが悲しくて、なんというか、悲しみを感じなくなったり、思い出す時間が減っていくのが悲しかったんだけど、消えるわけじゃないよねって。ありきたりな言葉なのかもしれないけど、それを私に言ってくれたのは藤くんだけだったんだよなぁ。まぁ、そんな泣き言、人に話したりしないし。
あとね「生きるのは最高だ!」っていう直球の言葉がすっごい好き!
17.supernova
▶この曲「人生」って感じが強くて、私が作る宗教の指針になっている。ノヴァの名前もこの曲からもらったし…。
「誰の存在だって世界ではとるに足らないけど、誰かの世界はそれがあって造られる」…ここがさぁ、ただただ「そうなんだよ!!」としか言えない。私の世界は、私の家族や、友達や、創作でできていて、私はそれをすごく大切に思っているけど、私も誰かの世界の一部なのかもしれないなぁっていう。まぁそれでも私は「自分はいてもいなくても変わらない存在だ」っていう思いは簡単には変えられないんだけどね。でもそれを知ってるだけで、私を大嫌いにならなくて済むし、世界のことも大嫌いにならなくて済む。暗い感情に襲われたとき、頭まで飲み込まれて呼吸が出来なくなるなんてことはない。
en01.ホリデイ
▶穏やかでホッとする。起きないとなぁ、起きれないなぁ、いいやこのまま眠っちゃえ。そんな風にする日があってもいいじゃん。それで回復したらちょっとだけ頑張ろうぜって曲。
「失敗しちゃったことをもう一回頑張ってみよう」を「君にもらった花を買って帰ろう、時計の電池と」で表現するのめちゃくちゃ好きなんだよね。自分が文章書く時の参考にしよ~って思ってる。
en02.ガラスのブルース
▶この曲は歌詞が好きっていうかライブで聴くのが至高すぎるんだよね。あと私にとっての風架が藤くんにとってのガラスのブルースなんだろうなって思っている。
でも普通に「ガラスの目をした猫は歌うよ、リンリンと」って歌詞好きだなぁ。
Wen.花の名
▶歌詞変えオンパレードで原形をとどめてなかったけど、割と感情が高ぶった時に藤くんが歌う歌っていう印象があるな。
私の未定の結婚式に流したい曲のうちの一つ。(あと66号線とSpica、とっておきの唄は流す。結婚願望は全くないけど)
もしも今後私に大切な人が出来たら一緒に歌いたいなぁ。