起業までの道のり
起業までの道のり
僕には、突出した資格も無ければ、経験もありません。
あるのはお店を作った実績です。
1+1=2ではなく
0+1=10にした実績です。
足した数字は同じですが、内容や結果は全くの別物です。
元々、用意されていた場所に柱を立てたのではなく
先ず、0の状態だった更地を1にしました。
最小の努力で最大の結果を出すことを意識しました。
一人でやったからこそ、習得できたことがあります。
一人でやったからこそ、肌で感じたことがあります。
開店前日の大きな黒い毛布が背中から迫ってくるあの感じ
それを振り切って蓋を開ける覚悟
写真にもある通り、開店日は常に30名ほどの方が並ばれていました
小窓から覗いては恐ろしくなり
生まれて初めて身震いというものをしました。
その時に浮かんだことは
相談者の言葉でもなく、肉親の言葉でもなく
開店前に膝を突き合わせて話し合った
自分の中にいる自分
自分自身の言葉でした
鏡を見ました。
ビビっている自分がいました。
そんな自分を無理矢理に笑い飛ばして
お店のドアを開きました
「いらっしゃいませ!」
生まれて初めて、空気が流れる音を聞きました。