茨城大学では、以下の授業を授業しています。
日本語研修コース レベル4(総合)
2019年度前期・後期、2018年度前期・後期、2017年度前期・後期、2016年度後期
水戸キャンパスの留学生に向けた中級日本語授業を担当しています。『留学生のためのケースで学ぶ日本語―問題発見解決能力を伸ばす』を使用して日本語を学ぶほか、各学期に下記のプロジェクト活動を行っています。
前期のプロジェクト活動では、受講生たちそれぞれが興味のあるテーマについてインタビューを行い、インタビュー・データをまとめたビデオを作成します。そして、「茨城大学で学ぶ留学生と考える」と題した公開講座を開講し、公開講座に集まった人たちと一緒に受講生が作成したビデオを視聴して、互いにみんなで話し合う活動をしています。
後期のプロジェクト活動では、インタビュー記事を作成して、茨城大学グローバル教育センターのホームページ上に公開する活動をしています。インタビューは、①茨城大学で留学生のサポートをしているキーパーソン、②茨城大学から海外の協定校に交換留学した学生に対してインタビューを行い、それぞれ記事を作成します。記事の作成を通して、自分たちに身近な人達の理解を深めるとともに、記事の公開を通して茨城大学の国際交流をPRしています。
学生が執筆したインタビュー記事は、こちらをご覧ください。
阿見キャンパス 日本語補習授業
2020年度前期、2019年度前期・後期、2018年度前期・後期、2017年度前期・後期、2016年度前期・後期、2015年度前期・後期
阿見キャンパス(農学部)の留学生、研究者、留学生・研究者の家族に向けて、日本語補習授業を、毎学期5コマ(1コマ=1時間)学習者の希望やニーズに合わせて開講しています。これまで開講した授業は、次のような授業です。
サバイバル日本語
短期集中サバイバル日本語クラス
日本語入門
初級日本語
中級日本語
非漢字圏の学習者のための生活漢字
学術日本語
交流型日本語授業
日本語教育プログラム科目 「日本語教授法I」
2019年度後期、2018年度後期、2017年度後期、2016年度後期
博士論文で主張したグローカルナレッジを生涯にわたって形成し続けられる日本語教師が育成できるよう、授業では以下のプロジェクト活動を中心に授業を行っています。
プロジェクト① ベトナムの初級日本語学習者に対する遠隔授業
プロジェクト②アメリカの初級日本語学習者に対する文化紹介
プロジェクト③茨城大学の中級日本語学習者に対する授業
ベトナムの日本語教育を知るインターンシップ
2019年度は、受講生のうち9名が、「ベトナムの日本語教育を知るインターンシップ」(2019年12月6日~10日)に参加しました。
12月7日(土)・8日(日)は、ハノイ・タンロン大学で行われた「言語文化教育研究 国際研究集会」のお手伝い、12月9日(月)はオンラインによる授業交流を行ったハイフォン大学を訪問し、対面での交流を行いました。
研究集会では、運営側のスタッフからの「非常に助かった」という声、発表者からの「するどい質問がきた!」という声とともに、参加する学生からも「勉強になった」と、Win-Winのインターンシップになっているようでした。また、ハイフォン大学の訪問では、互いの学生が積極的にいろいろな言語を使って交流をしている姿が印象的でした。
基盤教育科目 「人間とコミュニケーション:Japanese Pop Culture A & B」
2020年度前期、2019年度前期、2018年度前期
水戸キャンパスの基盤教育科目として、「人間とコミュニケーション:Japanese Pop Culture」を開講しています。この授業は、英語で行われ、留学生と日本人学生がともに取れる国際共修の授業になっています。「Japanese Pop Culture A」を毎年第1クォーターに、「Japanese Pop Culture B」を第2クォーターに開講しています。
Japanese Pop Culture A(第1クォーター)
『ドラえもん』、アメリカと日本では少し違っているってご存知ですか? また、巨人の星がインドで「ローカライズ」されて放映されているって知っていますか? この授業では、アニメや漫画の商業化と国際展開について学びます。加えて、アニメ『ガールズアンドパンツァー』の舞台になっている大洗もフィールドトリップを行い、聖地巡礼についても学びます。
Japanese Pop Culture B(第2クォーター)
プロジェクト型の授業で、まず日本の「Cool Japan」政策とメディアで「Cool Japan」がどのように扱われているのかを学び、自分たちでも「Cool Japan」を紹介する映像作品を制作しています。
グローバル英語プログラム科目 「Studies in Particular Field」「Studies in Contemporary Japan」
2019年度前期、2018年度前期
グローバル英語プログラムの科目として、毎年第3クォーターに「Studies in Particular Field」、第4クォーターに「Studies in Contemporary Japan」を開講しています。TOEIC550点以上の日本人学生と留学生が英語で学ぶ国際共修の授業となっています。
Studies in Particular Field(第3クォーター)
「貿易ゲーム」や「ティフ星人はパセリを食べる」などのシミュレーションゲームを通して、世界と日本が抱える問題について考えています。
Studies in Contemporary Japan(第4クォーター)
プロジェクト型の授業で、留学生が抱える問題を考えて、それを解決するプロジェクト活動を行っています。授業では、ただ単に問題と提案を考えるだけではなく、実際にアクションを起こすところまでやっています。
2019年度に学生が作成したプロジェクトは、こちらからご覧いただけます。
短期海外研修 ブルネイ
2020年度夏季
新型コロナウィルス感染拡大により、2020年度夏季はオンラインによる研修を行いました。6日の研修では、ブルネイの文化、歴史、産業、環境などを英語で学ぶほか、ブルネイの公用語であるマレー語も勉強しました。また、オンライン会議システムを用いて研修中は毎日現地の学生との交流会も行われました。プログラムの様子は、JALT Study Abroad SIG Conferenceで行った発表をぜひご覧ください。
オンライン研修参加人数:19名
2019年度夏季、2018年度夏季、2017年度夏季
短期語学・文化研修として、毎夏ブルネイ・ダルサラーム大学に学生を派遣しています。4週間の研修では、英語の授業のほかに、ブルネイの文化に関する講義やマレー語の授業を受講します。また、現地の史跡巡りや現地の学生との交流も行います。
これまでの派遣人数
2019年度11名、2018年度27名、2017年度14名
短期海外研修 マレーシア
5学部混合地域PBL IV
2019年度前期、2018年度前期
茨城県国際観光課の協力を得て、外国人留学生と日本人学生が協働で海外に向けて茨城をアピールするプロジェクト活動を行っています。
その他、担当したことがある授業
基盤教育科目「公共社会:みんなの“イバダイ学”」 2019年度後期(第5回目の「地域と世界を大学の営みがどう切り結ぶのかを考える」を担当)
チュートリアル「言語教育の社会学的アプローチ」 2019年度後期
インドネシア ブリッジプログラム サバイバル日本語授業 2019年度後期
日本語研修コース レベル3(漢字) 2018年度後期
日本語研修コース レベル2(総合) 2016年度前期、2015年度後期、2015年度前期
日本語教育プログラム科目「日本語教授法演習」 2017年度後期(集中)、2016年度後期(集中)
共通教育科目「表現・言語系科目:Japanese Pop Culture」 2017年度前期
共通教育科目「表現・言語系科目: Studies in Contemporary Japan」 2017年度前期、2016年度前期、2015年度後期
共通教育科目「人間・文科系科目:異文化理解」 2015年度前期