らんりゅうで しぜんていぼう できあがる

乱流で 自然堤防 できあがる


自然堤防

馬宮には、旧入間川の乱流でつくられた2つの筋の自然堤防があります。1つは、西遊馬~二ツ宮のラインで、もう1つが、土屋~佐知川のラインです。水田面より約2m高くなっています。上サは、西側にある自然堤防の北端にあたり、鎌倉・室町時代から集落が営まれていたようです。


参考

上サ集落

上サ集落の周囲は、南北250m、東西350mの濠が約3mの幅でめぐり、水害を防ぎ、典型的な「環濠集落」であると言われます。鎌倉時代の「発心集」に「武蔵入間河のほとりに大いなる堤を築き、水を防ぎて其内に田畑在家多く群り居たる処あり」とあり、上サ地区とは特定できませんが、上サの地名の由来は、自然堤防上のため、他よりも「カサが高い」「かさ上げ」から来ていると考えられています。