英文レビュー作成ワークショップ
2022年12月3日(土曜日)10:00–12:15 (採択数によって時間短縮の可能性あり)
【プログラム(予定)】
10:00-10:10
会長挨拶:福井直樹氏(言語学会会長・上智大学教授)
趣旨説明:小野創氏(企画小委員会委員・津田塾大学教授)
10:10-10:40
英文要旨チュートリアル:英文アドバイザー Chris Davis氏(琉球大学准教授) [web]
10:40-10:45:休憩
10:45-11:15
Tutorial #1:レビュー提供・笠作記史氏
レビュー対象論文:Ansaldo, U., Bisang, W., & Szeto, P. Y. (2018). Grammaticalization in isolating languages and the notion of complexity. In Narrog, H. & Heine B. (Eds). Grammaticalization from a typological perspective (pp.219-234). Oxford University Press.
11:15-11:45
Tutorial #2:レビュー提供・小川雅貴氏
レビュー対象論文:Paolazzi, C., Grillo, N., & Santi, A. (2021). The source of passive sentence difficulty: Task effects and predicate semantics, not argument order. In Grohmann, K., Matsuya, A., & Remberger, E.-M. (Eds). Passives cross-linguistically (pp.359-393). Brill.
11:45-12:15:全体ディスカッション・質疑応答
日本言語学会「英文レビュー作成ワークショップ」の開催と参加者募集について
添削対象レビューの募集について
「視聴参加者の募集は後日改めて行います」
応募資格
2022年度年会費を納付した言語学会会員
本ワークショップで配信するチュートリアルの対象となることに同意される方(ワークショップ当日は,採択された参加者と講師がZoomで参加し,講師がレビューを添削し助言を受ける様子をライブ配信します。)
応募方法(9月23日
8月31日締め切り)応募フォーム [ 応募フォームへのリンク ] に以下の必要事項を記入し、お申し込みください。
(1) 氏名・所属
(2) メールアドレス
(3) 応募者自身の研究内容
(4) レビューする論文の書誌情報
(5) レビュー対象とする論文を選定した理由
※プロポーザルが採択された方は、12月3日のワークショップまでに、以下のようなプロセスを経る必要があります。
レビューの提出(10月17日締切)
講師との事前面談(11月下旬を予定)
添削対象レビューの選考について
選考結果は9月上旬までにお知らせします。採択された方には書式テンプレートをお送りしますので、おおよそ以下の構成で800語程度のレビューを作成し、10月中旬までに提出してください。(カッコ内の語数はおおよその目安です。)
なぜその論文を選んだか(約100語): 興味深いと感じられたこと,自分自身の研究とのつながりを説明
対象論文の要約(約250語):論文の主張,ロジック,主張の根拠,帰結等,読んでいない人にも概要が掴めるように
あなた自身の感じたこと(約300語):評価できる点,論文から得られた気づき,論文で不十分だと思った点,自分自身の研究への関連付け
疑問点(少なくとも2つ):論文を読んでいてわからなかったところ(概念,ロジック),著者に聞いてみたい質問
応募多数の場合は主催小委員会で選考をします。本ワークショップの趣旨を考え、選考においては分野のバランスを考慮するなど、必ずしも内容の優劣のみで選ばれるわけではないことを、あらかじめご了承ください。