はじめまして、ラシックです。
このページでは、私とラシックの歩み、そして願いを、できるだけわかりやすくお伝えしたいと思います。
人は誰しも、さまざまな肩書や役割を持って生きています。
職場では上司や部下として、家庭では親やきょうだい、あるいは誰かのパートナーとして――。
日々の暮らしの中で、私たちはいくつもの“名前”を持ちながら、それぞれの立場を生きています。
それは決して悪いことではありません。
けれど、人生のエンディングを意識するようになって思ったのです。
「最期のときくらいは、肩書きではなく“わたしらしく”ありたい」
「誰かの暮らしに、そっと寄り添える存在でありたい」と。
その想いをこめて、ラシック(Lashic)という名前をつけました。
“らしく”――自分らしさ、あなたらしさを大切にするという意味を込めた言葉です。
「その人らしい暮らしを支えたい」
「一人ひとりの“らしく”を守りたい」
ラシックという名には、そんな願いが息づいています。
肩書きや年齢にとらわれず、最後までその人が“自分らしく”生きられる社会を目指して。
小さな一歩から、優しさの輪を広げていきたいと考えています。
私は1966年生まれ。
現在は民間企業でフルタイムの事務職として働いており、来年には定年を迎えます。
ここ最近、仕事の場で「定年」という言葉を口にするたびに、
これまであまり意識してこなかった「自分の最期」について考える時間が増えました。
老後という現実と向き合う中で、ひとつ気づいたことがあります。
それは、「死」そのものよりも――
「家族や周囲に迷惑をかけてしまうこと」のほうが、ずっと怖いということです。
年金、介護、保険、住まい、そしてお墓のことまで。
人生の後半には、考えなければならないことが本当にたくさんあります。
けれど、そうしたことを先送りにすればするほど、不安は大きくなっていく――
私自身が感じたこの不安を、少しでも軽くしたい。
そして、同じように悩む人たちが「ひとりじゃない」と思えるつながりをつくりたい。
そんな想いから、ラシックの活動を始めました。
現在、クラウドファンディングサイト「READYFOR」で支援をお願いしています。
ご協力いただけると嬉しいです。