L' Art du Violon
ラール・デュ・ヴィオロン
― 妙なるフランス・ヴァイオリン音楽の巧と粋 ―
ラール・デュ・ヴィオロン
ラール・デュ・ヴィオロン
― 妙なるフランス・ヴァイオリン音楽の巧と粋―
Archives第一回 趣味の融合 1720-30年代の作品を中心に
2025年10月18日 @ スタジオ・ピオティータ
第1回は「趣味の融合」と題し、18世紀前半を代表するフランスのヴァイオリン奏者、ジャン=マリ・ルクレールの作品を中心に、1720-30年代にパリで出版されたヴァイオリン・ソナタを取り上げます。 フランスのヴァイオリン・ソナタの歴史は「ソナタ」という音楽がもともとイタリア発祥であることからもわかるように、イタリアとフランス音楽の融合の歴史ともいえ、イタリア音楽とフランス趣味をいかに融合させるか?というところに作曲家や奏者の好みがよく現れるように思います。ルクレールの4冊からなるヴァイオリンソナタ集は「バロック・ヴァイオリン音楽の代表」とよく言われますが、彼自身はイタリアでヴァイオリンや作曲を学んでいたこともあり、同時代のフランスの音楽作品群の中では「フランスらしい」というよりも「後期イタリア音楽とフランス趣味をじつに見事に融合した音楽」といえるでしょう。ではこの時代、フランスのヴァイオリン奏者たちは、どのような塩梅の音楽を奏で慈しんだのでしょうか。
【Program】
Jacques Aubert ジャック・オーベル, 1689–1753
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ短調 作品 3-8
Sonates à violon seul et basse continue Livre III, op. 1, 1723
Giovanni Battista Somis ジョヴァンニ・バッティスタ・ソミス, 1686–1763
室内ソナタ ハ長調 作品 6-4
Sonate da camera a violino e violoncello o cembalo, op. 6, 1734
Jean-Marie Leclair ジャン=マリー・ルクレール, 1697–1764
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ イ短調 作品 1-1
Premier livre de sonates à violon seule avec la basse continue, op. 18, 1723
Michel Corrette ミシェル・コレット, 1707–1795
オルフェの学校― フランス風・イタリア風の趣味によるやさしいヴァイオリン奏法入門
L'Ecole d'Orphée, méthode pour apprendre facilement à joüer du violon dans le goût françois et italien, 1738
Jean-Joseph de Mondonville ジャン=ジョゼフ・ドゥ・モンドンヴィル, 1711–1772
ヴァイオリン伴奏付きクラヴサン・ソナタ ト短調 作品 3-1
Pièces de Clavecin en Sonates avec Accompagnement de Violon, op. 3, 1734
Jean-Marie Leclair ジャン=マリー・ルクレール, 1697–1764
ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ニ長調 作品 5-8
Troisième Livre de Sonates à Violon seul avec la basse continue, 1734
【出演】
鳥生 真理絵 バロック・ヴァイオリン
﨑本 麻見 チェンバロ
プログラムノート Click Here
© 2025 Marie Toriu / L’Art du Violon 本資料の無断転載・複製を禁じます。