※バラの休眠期に行うこと (Google AIから引用)
バラの休眠期(主に12月から2月頃)に行うべき重要なお手入れは、翌年の健康な成長と美しい開花のために欠かせません。
主な作業は冬剪定、寒肥(かんごえ)、そして必要に応じた植え替えと防寒対策です。
1. 冬剪定(ふゆせんてい)
冬剪定は、株を若返らせ、春からの成長に備える最も重要な作業の一つです。
時期: 1月中旬から2月中旬が一般的です。2月下旬以降になると株が成長を始めて養分を枝先に送り出すため、それ以前に済ませることが重要です。
方法: 枯れ枝、病気の枝、傷んだ枝、弱った枝を取り除き、全体の枝を思い切って切り詰めます。
つる性のバラの場合は、古い枝を整理し、新しい枝をフェンスやトレリスに誘引する作業も行います。
2. 寒肥(かんごえ)
休眠期に与える肥料を寒肥と呼びます。春の成長期に備えて、ゆっくりと分解される有機質肥料を中心に与えます。
時期: 12月から1月の間。気温が高くなる前に作業を終わらせることが大切です。
方法: 株元から少し離れた周りに溝や穴を掘り、緩効性化成肥料や牛糞、完熟堆肥などを施します。
3. 植え替え
鉢植えのバラは、何年も同じ土で育てると根詰まりを起こしやすくなります。休眠期は植え替えの適期です。
時期: 休眠期間中(1月頃を目安)。
方法: 古い土を落とし、新しい用土で一回り大きな鉢に植え替えます。地植えの場合も、土壌改良を行う良い機会です。
4. 防寒対策
特に鉢植えのバラは、地植えよりも寒さの影響を受けやすいため、対策が必要です。
方法: 鉢を保温シートや布で覆ったり、二重鉢にしたりして、根鉢が凍結するのを防ぎます。
これらの手入れは、翌年の開花を豊かにするための準備期間として非常に重要です。適切な時期に作業を行い、春を待ちましょう。
*バラの休眠期に葉をとるべきか?(Google AIから引用)
バラの休眠期に葉を取るべきかどうかは、バラの健康状態、品種、そして個人の好みによって異なりますが、一般的には取ることをお勧めします [1]。
以下に、葉を取ることのメリットと注意点をまとめます。
メリット
病害虫の予防: 落ち葉や古い葉は、黒星病やうどんこ病などの病原菌や害虫が越冬する場所となります。これらを取り除くことで、翌シーズンの発生を抑えられます [1]。
株の健康維持: 古い葉を取り除くことで風通しが良くなり、株全体の健康維持につながります [2]。
剪定作業の効率化: 葉がない方が枝の状態が見やすくなり、剪定や誘引といった休眠期の管理作業がしやすくなります [2]。
注意点
自然に落ちる葉: 無理に引き剥がす必要はありません。自然に黄色くなったり、触ると簡単に落ちる葉を中心に取っていきます [2]。
緑色の葉: まだ青々としている元気な葉は、無理に取ると株にダメージを与える可能性があるため、そのままにしておくか、自然に落ちるのを待ちます [2]。
作業時期: 理想的な時期は、落葉が進む12月頃から1月にかけての本格的な休眠期です [1]。
結論として、休眠期の管理作業の一環として、病気の予防と効率的な剪定のために、自然に落ちる葉や簡単に取れる葉を中心に除去することをお勧めします [1, 2]。
※休眠期の根の活動について(Google AIから引用)
休眠中のバラでも根はゆっくりと活動し、成長して栄養を蓄えています。地上部が休止している間に根が土中で働き、春の開花に向けて体力を養う大切な時期なので、土をカラカラにせず適度な水やりと、寒肥(かんごえ)や植え替えなど根を助けるお手入れが重要です。
活動している: バラが休眠に入り葉が落ちても、根は生きており、樹液も流れています。枯れたわけではありません。
栄養貯蓄期間: 地上部の成長が止まる分、根は来春のための栄養(養分)を蓄えることに集中します。
成長する: 根はゆっくりと伸び、春に向けて体力を回復・増強しています。冬の間に根を整理したり、植え替えたりするのに適した時期です。
冬の根のための管理
水やり: 土が完全に乾ききる前に水を与え、過湿にならないよう注意しつつ、根を枯らさないようにします。
寒肥(かんごえ): 12月~2月の間に有機質肥料を株元に施し、春の生育を促し土壌を豊かにします。
植え替え・剪定: この時期は根をいじっても株への負担が少なく、根鉢を崩して植え替えたり、伸びすぎた根を切ったりするのに最適です。
根力強化: 活力剤を使い、根の力を高めるケアも効果的です。
休眠期は、バラが来年元気に花を咲かせるための重要な準備期間であり、根は春に向けて着々と準備を進めているのです。
※バラの棘について
ほとんどのバラには棘があります。
キャンパスのバラ:ピエール・ドゥ・ロンサールも例外では無く、棘がありますが棘の危険度は「中程度」だと思います。
私は手袋も長袖も嫌いで以前は指先や腕をしばしば傷つけましたが、痛い思いをすれば危険な動作を覚え、怪我は徐々に少なくなります。
※保護手袋
もし手袋をされるのならば、薄い革製のものがオススメです。
優しく枝を掴めば棘の貫通は防げますし柔軟性に優れます。
※怪我をしないオススメの方法
大量に剪定する時には焚き火で薪や炭をつかむトングを使って作業をしています。
これを使うと手も腕もバラに触れないので、全く怪我をしません。毛虫が枝葉にいても大丈夫なのでオススメです。
切り落とした長い枝は、トングで掴んだまま短く切ってゴミ袋に落とし込みます。
又、キッチン用の小型トングも毛虫等の害虫を掴む時に活用しています。
尚、金属板を曲げただけの安価なトングは、金属板で手の平の肉を挟みやすいので、ある程度良いものを選んでください。(経験済:棘より痛い)
※剪定枝の廃棄
剪定枝を廃棄するためにポリ袋に入れる際、段ボール箱を活用しています。
筒状にした段ボール箱をポリ袋の中に入れ、その中に剪定枝を押し込みます。
こうすると枝先や棘で袋が破れることを気にせず、ガンガン押し込めます。
段ボール箱は再利用もできます。未だの方は、是非お試しください。