KYOTO STEAM Art x Science Workshop Series
KYOTO STEAM Art x Science Workshop Series
つやつやのアートとサイエンス―望遠鏡と漆の意外な共通点―
つやつやのアートとサイエンス―望遠鏡と漆の意外な共通点―
人類が宇宙の理解を深める上で欠かせないのが望遠鏡です。高性能の望遠鏡に使われるレンズや鏡は非常に高い精度で形状を加工し、かつ表面の凹凸を無くすために磨き上げる必要があります。同じように、表面を磨いて「つやつや」にすることをとても大切にしているのが、日本の伝統工芸であり、近年は様々な現代アート作品も生み出している漆の技術です。
このワークショップでは、第一部で最先端の望遠鏡で探る宇宙の姿のミニレクチャーと、天体望遠鏡に使われるレンズなどの光学実験を行い、第二部では漆について説明するミニレクチャーと、実際に小さな漆作品を磨いてつや上げをする体験をします。
佐藤由輝講師によるミニレクチャーのようす
日時:2019年12 月19 日(木)午前中(中学生)、午後(高校生)
場所:ノートルダム女学院中学高等学校 和中庵
対象:ノートルダム女学院中学高等学校 STEAMコース中学生、高校生
主催:ノートルダム女学院中学高等学校、KYOTO STEAM-世界文化交流祭-実行委員会
講師:佐藤由輝、垣内美佳里、水野真希(京都市立芸術大学大学院修了生)、
中田恵子(京都市立芸術大学大学院漆工専攻)
磯部洋明(京都市立芸術大学准教授)
プログラム(中高共通)
第一部
ミニレクチャー「望遠鏡で見る宇宙の素顔」
光学実験の実演
講師:磯部洋明(京都市立芸術大学准教授)
第二部
ミニレクチャー「漆ってどんなもの?」
漆磨き体験
講師:佐藤由輝、垣内美佳里、水野真希(京都市立芸術大学卒業生)、
中田恵子(京都市立芸術大学大学院生)
磯部洋明准教授によるミニレクチャーのようす
生の漆を見てもらっているようす
下の木が出ないように、真剣に磨きます
艶上がった漆のチャームは栞になります