講演

明和政子氏

(京都大学大学院教授)

テーマ

ヒトの育ちを科学の視点で理解する

~ポストコロナ社会に生きる次世代の育ちを考える~

明和政子氏京都大学大学院教授

京都大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。京都大学霊長類研究所研究員

などを経て,現在、京都大学大学院教育学研究科教授。文部科学省科学技術学術審議会委員、日本学術会議連携会員。

 ヒトとヒト以外の霊長類の心のはたらきを胎児期から比較し,ヒト特有の心の発達とその進化的基盤を明らかにする「比較認知発達科学」という分野を世界にさきがけて開拓した。

 著書に『ヒトの発達の謎を解く―胎児期から人類の未来まで(ちくま新書)』『まねが育むヒトの心(岩波ジュニア新書)』『心が芽ばえるとき(NTT出版)』『なぜ「まね」をするのか(河出書房新社)』など多数。NHKスペシャル『ママたちが非常事態!? 最新科学で迫るニッポンの子育て1・2(2016年放送)』『ニッポンの家族が非常事態!?~第1集わが子がキレる本当のワケ~(2017年放送)』『ジェンダーサイエンス 男X女 性差の真実(2021年放送)等の監修,出演により,現代社会に生きるヒトが抱える問題を最新科学の知見から理解する活動にも力を注いでいる。