問い合わせ(2018年8月3日付)に対する、大学本部組織・職員課労務担当からの回答(2018年9月9日付)

(1)過半数代表者選挙のweb回答システム導入の成果分析について

先日の過半数代表者選挙は初めてweb回答システムが導入されたところです。これによって,投票率がどう変化したか,また,投票権者の範囲を広げたことの効果など,何か大学として分析・整理されていることがあるようでしたら,教えていただけないでしょうか。

○回答

大学本部等事業場過半数代表者選挙の投票率等については、以下のとおりです。

前回(平成27年度)

投票権者:常勤職員及び週30時間以上勤務の非常勤職員 3,172名

投票数(投票率)

第1回1,854票(58.4%)

第2回(信任投票)1,601票(50.5%)


今回

投票権者:常勤職員及び非常勤職員(TA,RA及び短期雇用者等を除く)

3,896名

投票数(投票率)

第1回2,555票(65.6%)

第2回(信任投票)1,630票(41.8%)

第1回投票においては、前回の投票率を7.2ポイント上回る投票結果となりました。第2回投票においては、投票数は前回とほぼ同数でしたが、投票権者数が増えていることから投票率は前回を下回る結果となりました。

電子投票の導入により、投票所の設営、受付、開票等の作業が不要となり、選挙実施にともなう業務は大幅に削減されました。支援室からも、選挙に係る作業が大きく削減されたとの報告を受けております。

なお、第2回投票時にシステムに繋がりにくい時間帯が発生した原因につきましては、投票期間終了後、システム運営会社において詳細な調査が行われ、すでに対処済みとなっております。


(2)過半数代表者の信任投票について

信任投票の結果について,白票が信任等の内数となっており,内訳が示されていないが,白票を信任と同じ扱いにした根拠は何でしょうか。

○回答

大学本部等事業場過半数代表者選出選挙においては、信任投票の際、白票は信任の意思表示がされたものと同様に取り扱うこととしております。この取扱いは、国立大学法人化された頃から、当時の過半数代表者及び学内の労働組合との協議により決められた取り扱いであり、今回の各教職員あての通知においても、「信任投票において、信任票及び白票の合計が投票数の過半数を超えた場合は、その者を過半数代表者とする。」として、事前に各教職員に周知しております。