大学移籍後の研究実績

センシング

電気インピーダンストモグラフィ

高炉の様子を可視化するため電気インピーダンストモグラフィを導入し、スケールモデルを使って実証実験を行いました。再構成画像を見ると中央に炉心があることが分かります。

EV、HEVからの電磁放射源の特定

EV、HEVにはインバータが搭載されそこから強力な電磁ノイズが発生しています。シールドが不完全だと車両搭載の電子機器が誤動作します。逆伝搬問題を解くことにより電磁ノイズの発生場所を特定する技術を開発しています。


レーダによるバイタルモニタリング

ミリ波レーダに独立成分分析を適用し、離れたところから心拍と呼吸をモニタリングします。より確実にモニタリングるるためMIMOレーダの適用を提案しています。

課電電線の可視化

高圧の電線を保守点検するにあたり検電器を電線にあて課電されていないことを確認してから作業に入りますが思い込みなどで誤って事故が発生することがあります。本技術は、ミリ波レーダを使って課電によって生じるわずかな振動を検出し、指向性ビームとステレオカメラを使って課電している電線の位置を離れたところから特定します。