Title:気象衛星ひまわりデータによる四国域の晴天率マップ作成
Key Words: 地上基準点,雲マスク,幾何補正,閾値テスト
Author:古谷 湧志
複数の衛星画像を用いて土地被覆の長期的な変化等を調べるためには画像同士が 正確に 重なっている必要があり、地上基準点を使った精密な幾何補正が必要になる 。 今後、 JAXA が打ち上げ予定の ALOS 3 などのデータの幾何補正用の地上基準点を四国内で整備する際には、晴天率の高いエリアに整備することが望まれる。 より空間的に詳細な晴天率を求める為に、衛星画像を用いて雲か晴天かを判別することで面的に晴天率を計算 した 。 結果として、年間を通して 70 を上回る精度で雲判別をすることが でき、冬場に太平洋側の晴天率が高い傾向にあることがわかった。