Title:WRFの橋梁劣化予測への適用 可能性の検討
Key Words: 飛来塩分 , GIS, 風速・風向
Author:山崎 将滉
日本における橋梁の多くは高度経済成長期に建設され2020 年代から急速に高齢化が進んでいく そのため 橋梁を経済的かつ効率的に 維持管理することが求められている また 維持管理の計画を立てる上でいかに精度よく劣化を予測するかが課題となっている 高分解能のデータを用いることで地表面の状態や気象状態を高精度に表現することができ 領域気象モデル WRF を用いて高分解能の気象データを再現することで 飛来塩分量の推定精度の向上に繋がると考えたWR F によって高分解能の気象データを用いた解析を行い飛来塩分量の推定精度への影響を検討したところ ,MSM と比べ風速・風向の精度向上が見られなかった .WRF を飛来塩分推定に用いるためにはより高分解能の 土地利用データを用いた解析が必要となる