高知工科大学 システム工学群
高知工科大学大学院 社会システム工学コース
鈴木研究室
Kochi University of Technology, School of Systems Engineering, SUZUKI Laboratory
研究設備等
載荷フレーム
載荷フレームを用いた構造実験を行っています。写真は片持ち梁形式柱の静的載荷実験の様子です。試験体上と左右のオイルジャッキ(3000kN, 500kN)を用いた正負繰り返し載荷を行うことが可能です。各種の変位計とロードセル(荷重計)も保有しています。
デジタル画像相関法システム
GOM社製の3次元変形解析システム「Aramis」を保有しています。「Aramis」では、3次元デジタル画像相関法により対象物の変位・変形・ひずみを非接触で測定が可能です。内蔵ステレオカメラにより高い解像度とフレームレートで従来のセンサで把握できない情報を取得可能です。
有限要素法解析
有限要素法解析プログラム「FINAL」を用いた部材の構造性能評価を実施しています。「FINAL」は,コンクリートや鋼材の各種構成則を実装しており,構造実験以上の部材の変形・ひずみデータを得られるだけでなく,目視不可能な材料の応力も評価することが可能です。
万能試験機
コンクリートシリンダーの圧縮試験や鋼材の引張試験などを実施可能な万能試験機を保有しています。また,コンクリートの圧縮試験においてひずみを計測するコンプレッソメーターも保有しています。
立体フレーム弾塑性解析
立体フレームモデルの弾塑性解析プログラム「SNAP」を用いた建物の耐震性能評価を実施しています。「SNAP」では,建物の固有値解析,部材の弾塑性挙動を反映した荷重増分解析および各種地震波を考慮した時刻歴応答解析を行うことが可能です。
常時微動計測用の加速度計
ソナス製の加速度計「sonas X02 SUP-X-X2」による構造物のモニタリングが可能です。この加速度計は小型かつ無線通信方式なので輸送や設置が簡単であり、分解能0.06μGで計測範囲±15Gの常時微動から強震までの幅広い振動の観測が可能です。