2019年京都大会の開催にあたって

個体群生態学会第35回大会は,京都大学北部構内で開催いたします.会場となる農学部は個体群生態学会の発祥の地ですが,意外なことに,今日のように大会が開催されるようになってから会場となるのは初めてです.伝統のある場所で,個体群生態学の新しい展開を熱く語り合いましょう.

本大会では,繁殖形質,生活史などの適応進化と個体群や群集との関わりをテーマとして,3つのシンポジウムを企画しました.また,特別講演には,京都大学農学研究科の寺内良平博士をお招きし,病原体と宿主の共進化ゲノミクスについてお話ししていただきます.

今回は上記の大会実行委員会が企画するシンポジウムの他に,公募によるシンポジウムの枠を4件設けます.公募シンポジウムの企画は,会員に限らず,個体群生態学とその関連分野に関心を持つ研究者から広く募集いたします.詳しくは,本大会ホームページの公募要領をご覧ください.


2019年5月16日 大会実行委員長 曽田貞滋

大会実行委員:市岡孝朗,大澤直哉,加藤真,門脇浩明,土畑重人,松浦健二,山内淳,山本哲史,渡辺勝敏