当クラブで獲得を目指す能力
1.スポーツマンシップ
スポーツマンシップとは「他者への尊重」、「自ら挑戦する勇気」、「諦めず全力を尽くす覚悟」を備えたうえで「Good Gameを実現しようとする心構え」のこと。スポーツマンシップを兼ね備えた人間のことを「スポーツマン」と言い、英語でsportsman=good fellow(良いやつ)という意味を持ちます。他人から信頼される”カッコイイ人”の条件となります。
2.「GRIT」(やり抜く力)
GRIT(グリット)とは「やり抜く力」または「粘る力」。英語でGuts(度胸)、Resilience(復元力)、Initiative(自発性)、Tenacity(執念)の頭文字を取った言葉です。スポーツは1/2の確率で敗者となり、プレイの中では「失敗」の連続です。それらと向き合い、努力し、乗り越える力を身に着けてもらいたいです。
3.質問する力
自発的に質問ができる能力は社会に出ても不可欠なものです。「質問ができる」ということは、自身の課題を理解しているということであり、成長までの道のりを歩んでいる人間が取る行動です。積極的に質問ができる人間は自分の考えをしっかり持ち、常に考えている人間であることを意味します。
4.ノウハウを仲間に共有する力
物事を本当に理解している人間は、誰かに”それ”を教えることができます。子供たちは将来学校や会社などどこかの組織に所属することになると思いますが、他者のサポートができる人間は、仲間の信頼を得て組織の中心人物になります。
指導方針
Ø罵声、怒声、恫喝等の高圧的な指導の禁止
⇒「失敗したくて失敗する」子供や「できなくてもいいや」と思って取り組んでいる子供はおりません。子供たちには、ポジティブな声掛けをお願いします。
Ø失敗を奨励する指導
⇒失敗をしないように導くのではなく、子供には【失敗して学ぶ権利】があることを理解し、失敗することを推奨します。
Øノーサインの徹底(主に野球)
⇒子供に考えてスポーツに取り組んでもらうためノーサインを徹底します。サインは指示ではなく「共通理解」であれば、その組織は強くなります。
Øコーチングの推奨※スキルの話
⇒子供の自主性を尊重し、教え過ぎない指導を推奨します。
Øアスリートセンタード
⇒子供の事情を尊重し、現段階で出来ないスキルの獲得を無理強いしません。
Øスポーツマンシップに則った指導の徹底
⇒仲間、コーチ、審判、対戦相手を侮辱するような言動は禁止します。
“クラブストップ”権限について(2025年8月17日追加)
越谷SSCでは「スポーツマンシップ」の理念を元に作成したスポーツを学ぶ上での【約束】を掲げております。これはスポーツに取り組む時の心構えであり、社会人としても身に付けて欲しい心構えになります。そのため、この心構えを著しく体現していない仲間が現れた場合、代表並びにコーチ(サポートコーチ含む)は独断にて全ての活動を即時に止め、「なぜそれが起こってしまったのか?」についてみんなで考える時間を取る権限を持っています。権限を持っていないメンバーや父母の皆さんが同様の行動を見かけた場合、まずは近くのコーチにご相談ください。
※個人の挑戦に関すること、未就学児への指導、試合中など第三者に影響が出る場合はこの限りではありません。
SSCが目指す方向
当クラブは子供たち一人一人の「成長」を大事にします。そのため勝利至上主義のレギュラー固定というような運営はしません。
・「負け」は自身の現在地確認
・「成功」の反対語は「挑戦しない」
本当の意味で社会に通用する「成長」を求めるのであれば、”本気で愉しむ”ことは必須のスキルと思います。SSCでは、将来社会に出た時に出会う「困難」「理不尽」に立ち向かい、失敗を恐れず「挑戦」し続ける【スポーツマンシップ】をグラウンドの中で育むことを目指します。
そのため”わり”と”ガチ”でスポーツには取り組みます!本気でやるって”愉しい”を一緒に学びましょう!