では、実際に駒ヶ林で行われている空き家活用について軽く紹介しましょう。
基本的に中心となって活動されているのは、スタヂオカタリストさんです。
スタヂオカタリストさんはまちづくりを担当されている会社で、
空き家活用でも中心となり、空き家の利用者の方と所有者の方を結びつける役割を果たされています。
また、スタヂオカタリストさんが代表となっている「空き縁ネット」というネットワークもあります。(後述)
空き家活用に興味を持たれた皆さんへ
駒ヶ林では、9000人いた人口が2500〜3000人。
つまり、約3分の1ほどになってしまいました。
その影響で空き家が増え、火事や倒壊などの危険を孕んでいる状況です。
また、権利の問題、高齢化などで空き家問題の解決は難しくなっています。
好循環を生み出す、ポジティブな解決策が必要です。
小國さんや、CBAさんや、皆さんのような、
空き家を活用し、空き家問題をポジティブに解決できる方々が必要なのです。
ぜひ、駒ヶ林で活躍していただきたい。
そのために、最後に空き家活用をするためのネットワークについてご紹介させていただきます。
空き縁ネットについて
まちづくりを担当されているスタヂオカタリストさんは、
「空き家活用をしたいと思っている人と、持ち主である地域の人とを
つなげるネットワークが必要」とおっしゃっていました。
そこで作られたのが、空き縁ネットです。
空き縁ネットがあることによるメリットは大きく2つです。
・家賃や改修など、持ち主さんとの調整がしやすい
・地域や他のアーティストさんとの繋がりがある
空き家活用の上で厚い壁となる、権利の問題などを解決できます。
皆さんの空き家活用を潤滑にしてくれるでしょう。
兵庫県立兵庫高等学校
創造科学科5期生 創造基礎B3班