動画ニュース

大分合同新聞社と連携して行っている動画ニュースの紹介

大分合同新聞社WEB版ゲートチャンネル地域の芽、学生の目 NBUビデオ通信にて動画ニュースを配信しています。

【2023年

皆しらしんけん

「高崎山サル博士検定」

ディレクター:佐々木まなの4分50秒)

高崎山自然動物園では野生のサルに餌付けをしており、おりのない自然の状態で、野生のサルを間近で見ることができる。開園は1953(昭和28)年で、今年70周年を迎えたことから記念イベントが企画されており、その一つが「高崎山サル博士検定」だ。

一文人形~大分の郷土玩具~

ディレクター:向井亮悟4分41秒)

私は宮崎県出身で、大分ならではの特産品に出会うことを日頃から楽しみにしている。民芸店で見つけた大分の郷土玩具である一文人形は、竹串に刺さった愛らしい顔だけの人形だった。聞けば昔は折り紙などで胴体を作り、着せ替えて遊ぶ子供の玩具だったとか。現在はゲームが主流となっているので、すっかり廃れてしまったそうだ。それでも、この人形の魅力を後世に伝えていきたいと願う方がいる。そんな取り組みを知ってもらいたいと思い、動画ニュースに取り上げた。 

【2022年

山内流~200年伝わる臼杵の宝~

ディレクター:瀧澤稔4分32秒)

山内流とは臼杵に伝わる古流泳法で、今年でちょうど200周年を迎えた。文政5(1822)年に松山藩の山内久馬勝重(やまうちくめかつしげ)から臼杵藩に伝わり、武芸としての水術会得のために多くの藩士に広まっていったそうだ。当時は鉄砲や弓矢を持って泳ぐ渡海(とかい)という演目を藩主に披露していたのだが、現在の渡海は大籏や花笠を持って泳ぐ。

大分のブランド魚「かぼすブリ」

ディレクター:星野司音(4分26秒)

 初めてかぼすブリを食べた時、私は「こんなに美味しいブリがあるのか」と驚いた。そんな想いから映像を通してかぼすブリのことを紹介したいと思うようになった。 

葛原岩戸神楽~受け継がれる伝統~

ディレクター:阿部響(4分59秒)

 佐伯市蒲江葛原の春祭りは、五穀豊穣を祈願しながら神輿が地域全体を練り歩くところから始まる。祭りの呼び物は葛原岩戸神楽の奉納だ。三間四面の大型の舞台で真剣を使い、大蛇を退治する様は圧巻で、地域の大切な伝統芸能である。

銀釜が行く

ディレクター:佐藤温大(4分42秒)

私は幼少の頃から鉄道が好きであり、現在でも休日に駅や撮影スポットに足を運び、列車を撮影している。世間一般でいうところの「撮り鉄」である。撮り鉄仲間の中では、九州いや日本で最も人気なのは通称「銀釜」であるという。この動画ニュースは銀釜の魅力を届けたいという理由で制作を行った。

臼杵のお雛様「紙雛」

ディレクター:瀧澤稔(4分10秒)

臼杵市で2月5日~3月6日まで紙で作られたおひなさまの展示イベント「雛めぐり」があった。臼杵市出身ながら、これまでしっかり作っている様子を見たことがなかった。鮮やかかつ、一つとして同じ顔がないことに感動した。「うすき雛の会」代表で愛媛県出身の石崎しおりさんに話を聞いた。かつて臼杵市にはひな祭りがなかった。彼女は、臼杵市の古文書である「嘉永史捷(かえいししょう)」に「町の者達の雛飾りは、紙製の雛人形の外(ほか)は一切禁止」と記されているのを見つけた。

庵野秀明展

in大分県立美術館

ディレクター:丸山樹人(3分51秒)

特撮やアニメなどのサブカルチャーを融合させた映像作家として活躍する庵野秀明氏の展覧会が2022年2月14日から4月3日まで大分県立美術館で開催されている。庵野氏の原点となるアニメ・特撮のミニチュアや、作品作りの基礎となる脚本・原画・絵コンテなどファン垂ぜんの展示物が並ぶ。無名だった頃の作品から、監督を務め興行収入100億円を突破した最新作「シン・エヴァンゲリオン劇場版」までを網羅。庵野氏の創作活動の秘密に迫る内容だ。

清島アパートの活動 

~ようこそ芸術の家へ~

ディレクター:ハ・ジョウォン (3分27秒)

戦後すぐに建てられた古いアパートに、多くの若いアーティストが住んでいることを知った。どのような人達が生活し、活動しているのか興味を持ち、動画ニュースとして制作してみた。清島アパートは別府市末広町にある元下宿アパートで、9人の芸術家が居住中だ。家賃は1万円と安く、NPO法人BEPPU PROJECTがアーティスト活動支援の一環として運営している。コロナ禍でなければアパート見学も可能で、アトリエを併設しているアーティストの作品を間近に見ることができる。




【2021年

배리어프리 관광책 (韓国語版)

파라벳푸

디렉터 : 김지수 ( 3분 57초 )

장애가 있는 사람에게 보통의 관광책、지역 가이드로는 필요한 정보가 부족하다고 느껴질 수 있다。 휠체어를 탄 사람의 관광은 엘레베이터、 단차、경사 등 고려해야할 점이 많다。이 점을 주목한 벳푸시의 NPO법인 자립지원센터 오이타에서는 [ 파라벳푸 ]를 제작했다。[ 파라벳푸 ]는 패럴림픽( 일본 발음 : 파라림픽쿠 )의 [ 파라 ]와 [ 벳푸 ]가 합쳐진 명칭으로、 시내의 관광시설이나 온천 등의 관광정보와 배리어프리 정보를 게재한 [ 배리어프리 관광책 ]이다。

バリアフリー観光本

「ぱらべっぷ」

ディレクター:キム ジス(3分57秒)

障がいを持つ人にとって、通常の観光本や地域ガイドでは必要な情報が不足していると感じられるようだ。車いすに乗った人の観光はエレベーター、段差、スロープなど考慮すべき点が多い。そこに着目した別府市のNPO法人自立支援センターおおいたは「ぱらべっぷ」を発行した。「ぱらべっぷ」はパラリンピックの「パラ」と「別府」を混ぜ合わせた名称で、市内の観光施設や温泉などの観光情報とバリアフリー情報を掲載する「バリアフリー観光本」となっている。

処分される猫を減らしたい

~さくら猫プロジェクトの活動~

ディレクター:福原叶真4分14秒)

 人による餌やりが原因で、近年、野良猫が過剰な繁殖をしているという。その結果、畑が荒らされたり、車に傷を付けられたりと被害も増加していった。おおいた動物愛護センターでは毎年2500匹の野良猫が引き取られる。そのうち2100匹の野良猫が殺処分をされてきた。少しでも処分される猫の数を減らしたいと、同センターでは、ボランティア団体の協力のもと野良猫の去勢手術の取り組みをおこなっている。手術した猫は目印として耳の先端をカットする。その形が桜の花びらのように見えることから、この活動は「さくら猫プロジェクト」と呼ばれている。 

大分の鏝絵 

~家の門守り~

ディレクター:森本吾子美3分46秒)

 私は大分県の出身だが、明治時代に全盛期を迎えた鏝絵(こてえ)を今回初めて知った。建物の老朽化や持ち主の高齢化で、作品の管理が難しく、その数は減少している。そのため平成8年には「大分の鏝絵習俗」として国の無形民俗文化財に選ばれた。 

豊後二見ヶ浦 

大しめ縄張替え

ディレクター:市原匠3分44秒)

 私の地元、佐伯市には、初日の出スポットとして人気の豊後二見ヶ浦がある。男岩、女岩の二つの夫婦岩の間にかかる巨大なしめ縄は壮観だ。毎年12月には、新年を迎えるにあたり、しめ縄の張替えが行われる。しめ縄は全長約65メートル、重量約2トンもあるので、多くのボランティアの力が必要で、一大イベントだ。この様子をぜひ知ってほしいと思い取材した。 

「姫だるま」

~再び受け継がれた伝統~

ディレクター:岡田奈々佳3分22秒)

 私は宮崎県出身ということもあり、大分県内の伝統工芸品と聞くまで“姫だるま”の存在を知らなかった。だるまと聞いて思い浮かぶのは、目力のものであるため、初めて姫だるまを見た時は、「こんなに穏やかな表情のだるまがあるのか」と驚いた。さらに調べていくと、姫だるまは途絶えていた時期があったという。再興した後藤恒人さん(故人)は、誰からも教わらず、たまたま残っていた古いだるまを参考に自ら製法を編み出したという。一人の決意が形となり、今もなお受け継がれている、そのドラマを少しでも多くの人に知って欲しいと思った。 

2020

障害者から見たアートの世界~

障がい者アート展 Beppu Up!~

ディレクター:萩原匠海(318秒)

 一般的に絵画展において、絵の上手さや芸術性という視点にとらわれてしまいがちだが、障がい者アート展では、アートの領域の奥深さに触れることができた。どこか素朴な味わいや、ぬくもりに出会えた。主催者の梅本弥生さんは「感情のままに書いているところが、見ていて感動する」と語る。作品に作為が感じられず、観覧者を意識していない描きっぷりが心地よい。温泉の湯気をモチーフにした作品では、ただ綿を貼り付けてあるだけなのに、野外の展示で風に吹かれて綿が揺れると、この作品に込められたユーモアの虜になってしまう。その余韻を味わい深く感じ、気が付けば我が身は芸術の中にいた。 

豊肥本線全線開通

~4年の月日を経て~

ディレクター:木下広天3分36秒)

 熊本出身の私が大学へ入学した約3年前は、車で大分に入った。なぜなら豊肥本線が全面開通をしていなかったからである。以来、帰省の際には車を使用していたが、2020年8月に豊肥本線が全線開通したと聞きうれしくなった。今まで列車で移動すること待ち望んでいたからである。そもそも2016年の熊本地震から何故4年間も不通となっていたのか? こんな疑問から今回のニュースの企画をしたのである。 

内成棚田の田植え

ディレクター:萩原匠海(247秒)

 別府市の内成棚田で、今年も田植えが行われた。地形に沿って階段状に作られた水田は、先人たちの労力の結晶である。“日本の棚田百選”に選出されている棚田でもあり、高台から風光明媚(めいび)な景色が広がる。しかし、この日本の原風景ともいえるこの棚田が、最近は危機にひんしているという。 

動物たちの行方

~おおいた動物愛護センターの活動~

ディレクター:高木結萌(258秒)

 昨今の猫カフェや動物を題材にしたバラエティー番組の人気で、ペットブームが続いている。一方で飼えなくなったペットが野生化する現象も相次いでいる。この野生化した動物たちが繫殖を繰り返し、ゴミを漁るなど私たち人間への影響が大きくなってきた。県と大分市はこうした負のサイクルを無くす為、「おおいた動物愛護センター」を昨年2月に開所した。 

「杵築城火縄砲術隊」

 独特のごう音、迫力満点

ディレクター:江川舞(320秒)

 大河ドラマの影響で戦国時代に注目が集まっている中、大分で火縄銃を保存し実際に演武を披露している団体があることをご存じだろうか。杵築城火縄砲術隊は、杵築城などに保存されている火縄銃の修復活動を行い、時に「きつきお城まつり」などのイベントに参加している。実際の火薬を使っての実演は空砲であるものの火縄銃独特のごう音を発して迫力満点。特に子どもは初めて近くで見る鉄砲に大興奮で目を輝かせる。 

2019

「障害者、イルカに乗る!」

 動物と触れ合い、貴重な財産

ディレクター:熊本春樹(438秒)

 津久見市四浦のつくみイルカ島で9月24日、障害のある子どもたちがイルカに乗る「イルカ体験プログラム」に挑戦した。最初は背びれにつかまり乗ってみる。不安な表情で背びれにつかまるが、徐々に緊張が緩む様子。乗ったイルカへお礼のエサをあげると、さらに不安が和らぐようだ。 

うすき赤猫まつり 

市民に愛される地元の名士

ディレクター:河野慎治(34秒)

 臼杵市の福良天満宮で、うすき赤猫まつりが4月29日にあった。赤猫はかつて災害時に私財を投じて地元救済に尽力した商人、大塚幸兵衛のあだ名が由来。臼杵商人のシビアでケチという意味で“赤猫根性”と使われるが、大塚は同市で名士として奉られている。 

「日本製鉄 ふれあい祭り」

 5千人が工場見学楽しむ

ディレクター:熊本春樹(318秒)

 4月に新日鉄住金から社名変更した日本製鉄大分製鉄所で、工場内を見学できる「日本製鉄 ふれあい祭り」が4月21日にあった。同社の中でも、国内最大級の生産量を誇る大分製鉄所の年に1度の貴重な公開に、約5千人が訪れた。



「サンタ!サンタ!サンタ!」 

商店街に笑顔のプレゼント

ディレクター:木許涼太郎2分40秒)

 昨年の12月15日に、大分市の中心街地を盛り上げようと日本文理大学の学生らで企画運営したクリスマスイベント「サンタ!サンタ!サンタ!」があった。同大学付属高校の吹奏楽団を先頭に、サンタ姿の大学生と、近隣の保育園児の約150人がパレード。突如出現したサンタクロースの大群に通行人も写真撮影タイム! その後も、学生サンタは商店街の至る所に出現し、スタンプラリーや風船・お菓子の配布などで大忙し。 

2018

「大分GAME PARTYしらしん拳」 性別、世代超え 交流のツールに

ディレクター:堀江柊馬(33秒)

 6月11日、大分県では初となるeスポーツの大会「大分GAME PARTYしらしん拳」が大分市であった。eスポーツとは、ゲーム機などで格闘技やパズルの腕前を競うもの。今回は四つの格闘ゲームでそれぞれの優勝者を決めた。 

「障がい者と地域住民の納涼祭」 心温まる交流、続いてほしい

ディレクター:熊本春樹(245秒)

 7月27日、由布市庄内町の庄内厚生館で、30回目となる納涼祭があった。障がいのある人や生活介護が必要な人に楽しんでもらおうという意図で開かれている。日暮れ時、地域の人も訪れる。顔見知りの障がい者と交わすあいさつはとても自然だ。

『父の日になにを贈る?』 

感謝の気持ち込めた力作

ディレクター:木許涼太郎(220秒)

 父の日になにを贈る?大分市丹川にある「みんなの森こども園」年長組の園児たちが、父の日のプレゼント作りをした。園児たちは当初張り切っていたものの、細かい作業に悪戦苦戦。次第に「先生できないー」などの声も。先生から「お父さんが喜ぶよー」などと励まされながら、一人としてあきらめることなく取り組んだ。 

「中津干潟フェスティバル」 

自然環境の大切さ感じる

ディレクター:池田周平(247秒)

 6月26日、中津市で「中津干潟フェスティバル」があり、多くの家族連れでにぎわった。中津干潟は国内でも最大規模の干潟。生きた化石といわれるカブトガニや絶滅が心配されるアオギスなど、希少種が多く生息している。自然環境保全の大切さをもっと広く知ってほしいと、NPO法人「水辺に遊ぶ会」や水産大学校、日本文理大学の学生ボランティアらが中心となって活動し、今年で2回目。生きものの観察や説明などがあった。 

「春到来、四浦半島の河津桜」 

ピンクと青のマッチング

ディレクター:新名宏哉(234秒)

 津久見市四浦半島の河津桜が一足早く春の訪れを告げた。今年は例年より遅い2月下旬に開花し、3月の中旬に見頃を迎えた。十数年前から地域住民が中心となり植樹してきた四浦半島の河津桜。現在では約4600本も植えられている。河津桜は、他の桜と比べて開花時期が早く、見頃が長いのが特徴だ。花びらは鮮やかなピンク色で、四浦半島の海や空の青色によく映える。それらが一望できる高台では波と風の音も心地よく、多くの見物客が訪れる大人気の撮影スポットとなっている。



「府内南蛮ライティング」 

みんなの夢、かないますように…

ディレクター:陸人(3

 寒さがまだ続く2月11日、若草公園で「府内南蛮ライティング」が開催された。この日のために設置された9千個の紙灯籠には、大分市内の幼稚園や小・中学校などの子どもたちが将来の夢を描いていた。当初開催予定だった2月10日は雨天のため延期されたが、翌日は天候に恵まれた。たくさんの親子が来場し、自分の紙灯籠や友達の作品を見つけ、楽しく笑顔になる様子が見られた。紙灯籠の暖かな光に会場は包まれた。撮影は紙灯籠がともる前から始め、会場が幻想的な空間へと変わる様子を映像にした。 

「西野達in別府」

 別府舞台に“芸術めぐり”

ディレクター:前田裕(3分19秒)

 昨年10月28日から12月24日の間、「西野達in別府」が別府市内各所であった。メイン会場といえるJR別府駅前に突如出現した仮想の“油屋ホテル”。部屋には以前からこの地にある油屋熊八像が現れる。屋外にあって見上げていた銅像が向かい合わせとなり、なんとも不思議な気分。たちまち評判を呼び、一目見ようと行列ができるほど盛況。約1万2千人が来場した。 

大分トリニータ 

ボランティア活動の1日

ディレクター:津行亮介(331秒)

 J2大分トリニータの最終節が昨年の11月19日、大分銀行ドームであった。ホームゲームではサポーターの応援やボランティアスタッフの活動がチームを支える。毎回、120人前後のボランティアが参加するが、年齢層は年々高くなっている。今回は、このボランティアに焦点を当てた。ボランティア活動は、チケットのもぎりや選手が座るベンチの設置,報道関係者への対応、会場内での清掃活動など多岐にわたる。 

2017

「親子で体験 身近な土木」

 子どもたちの姿、印象的

ディレクター:前田涼(328秒)

 「親子と土木のふれあい見学会」が11月25日、大分市の大分川に架かる宗麟大橋の建設現場周辺であった。日ごろ、近くで見られない土木工事を身近に感じてもらおうと土木学会西部支部「土木の日」大分地区実行委員会が主催した。オペレーター気分を楽しめるショベルカーやローラー車の体験乗車や、上空から建設現場を観察するのに今や欠かせないドローンの操縦体験が人気だった。



「賀来の市」

見せ場の妙技に拍手

ディレクター:池田周平(36秒)

 賀来神社の秋季大祭「賀来の市」が1日から始まった。今年は6年に1度の「卯酉の大名行列」の開催にあたり、祭りは11日間行われた。明治維新後に始まったもので、伝統の衣装を身にまとい貴重な道具を携えた老若男女が古式の所作や掛け声をかけながら練り歩く様は勇壮で圧巻だった。



七夕ブロードウェイ 

幻想的なクライマックス

ディレクター:境陸人(322秒)

 台風5号の影響で風雨が強まる「大分七夕まつり」2日目の8月5日、「七夕ブロードウェイ」があった。会場の大分市の中央通りでは、この日のフィナーレを飾るべく、2万個もの七色の風船が夜空にリリースされ幻想的なクライマックスを迎えた。リリースの瞬間には、3~4メートルの高さから撮影ができるカメラを使用したり、許可を得て近隣のビルの屋上にカメラを設置するなど、計4台のカメラを用いてさまざまなアングルから撮影に挑んだ。 

「親子ふれあい消防パーク」

 非常時の心構え学ぶ

ディレクター:津行亮介252

 夏休みに入ったばかりの7月22日、大分市の大分銀行ドーム前の広場で「親子ふれあい消防パーク」があった。各ブースでは煙の中での視界や地震、救急救命などを親子で一緒に体験でき、家族の絆も深まっていく姿が印象的だった。大分市消防局の主催で、子どもたちをはじめ広く市民に、防火・防災を意識し「安全・安心を身近に実感できるまちづくり」を推進することが目的。



「竜門の滝・滝開き」 

映像に工夫を凝らす

ディレクター:前田裕城257秒)

 夏休みが近づく7月16日、安全祈願を目的とした「竜門の滝・滝開き」が行われた。夏の避暑地としても有名で、朝からたくさんの親子連れでにぎわった。“天然のウォータースライダー”は、スリルと涼しさを感じることができる。夏休みシーズンのお出掛けスポットとして、思い出づくりに県外からも多くの人が訪れる。 

番匠川鮎友釣り大会


ディレクター:前田裕城(3分41秒)

 アユ漁解禁日が近づく6月25日、「第2回番匠川鮎(あゆ)友釣り大会」が佐伯市の番匠川であった。有名な番匠川のアユということもあり、半数以上が県外からの参加者だった。アユの習性を利用したおとりアユでの漁法「友釣り」は、あまり目にしたことがなかった上、乱獲への配慮でもあることを知り、興味と驚きを感じた。 

 醸造の町臼杵四社合同蔵開2017

 

ディレクター:池田周平(3分10秒)

 新酒シーズンを迎えた5月27日、「醸造の町臼杵四社合同蔵開き2017」が市観光交流プラザであった。市内の酒造会社が会し、会場限定の酒などを披露。各社のコーナーに列をなす来場者から午後5時の乾杯とともに大きな歓声が沸いた。新酒への喜びと地酒への愛情が伝わるイベントだ。自らの杯を持参する熱心な参加者もいて、臼杵の酒の人気の高さを目の当たりにする。蔵元のスタッフから酒の香りや味の説明を受けながら飲める“角打ち”は、開放的な雰囲気で参加者の半数は女性であるという。 

ゆふいん温泉まつり

 献湯祭

ディレクター:宮﨑翔也(3分51秒)

 ことし67回目の「ゆふいん温泉まつり」が由布市湯布院町であった。祭りは献湯祭という儀式から始まる。地域の代表や温泉旅館関係者らが、お薬師様に温泉の湯を竹筒に入れ供える。温泉に恩恵を受けるこの地域にとってはなくてはならないお祭りだ。皆がこの自然の恵みに心から感謝していることに感動すら覚える。 

「節分」新聞紙で作った

豆で鬼退治

ディレクター:高山真慶2分15秒)

 「節分」の日の3日、大分市の大在こども園で豆まきがあった。園児たちは紙芝居や先生から「鬼は現代の社会にはいないが、自分の心の中にいる悪い鬼を追い出すために豆まきをする」と学ぶ。誤飲を避けるため、鬼を退治する豆は新聞紙を丸めて作る。節分に怖い鬼はつきもので、赤鬼と青鬼がやってきた。隣の教室から「ウッオー」と雄たけびが聞こえ、いよいよ鬼が現れる。泣きじゃくる子、逃げ回る子など反応は十人十色だ。 

豊後水道 

初日の出2017

ディレクター:後藤和典1分30秒)

 佐伯市蒲江の海岸で1月1日朝、初日の出にカメラを向けた。山を少し越えた人けのないリアス海岸にその場所はある。明かりはなく、聞こえるのは波と風の音だけ。自然のBGMを聞いているかのようだ。水平線から明るくなっていく空にきれいなグラデーションがかかり、普段目の当たりにしない光景。小鳥のさえずりも聞こえ、自然の恵みを体で感じられる。午前7時13分、水平線が一気に赤に染まってきたと思うと太陽が顔を覗かせる。漁に出ていた船も、鳥も慌ただしく動き回る。太陽が半分以上顔を出すとだるまのように形を変えていく。これは冷え込みがきつく、水平線の遥か彼方まで晴れわたった条件でしか見られない非常に珍しい現象。今年一年の幸先の良いスタートとなった。

  

2016

西日本B-1

グランプリin佐伯

ディレクター:後藤和典256秒)

 「ご当地グルメ」を地域資源としてまちをPRするイベント「西日本B-1グランプリin佐伯」が11月19、20日の2日間、佐伯市中心部で開催された。全国各地から23団体が出展し、会場は香ばしい香りと熱気で包まれた。ゆるキャラや仮装といったパフォーマンスで楽しませるなどして地域の魅力を発信していた。中でも「つっしま!つっしま!」という掛け声で熱いパフォーマンスを見せた「対馬とんちゃん部隊」(長崎県)が、来場者による投票でゴールドグランプリを獲得した。 

日本の歴史、生活に密着

「ゲーム学会 第15回全国大会」

ディレクター:後藤和典3分)

 ゲームとアミューズメントを裕木する「ゲーム学会 第15回全国大会」が11月5、6の両日、コンパルホールであった。「おんせん県で、ゲームに関係した研究を、あたためよう」のテーマで、技術者らが日頃の研究成果を発表し、意見交換。「ポケモンGO(ゴー)」や「ドローン(無人航空機)」といった今話題のテーマについての講演などがあった。 

OITAサイクルフェス!!!

2016

ディレクター:山村隼太(3分44秒)

 「OITAサイクルフェス!!!2016」が10月29、30の両日、大分市内であった。初日はJR大分駅南側の大分いこいの道で、国内最高峰の自転車ロードレース「Jプロツアー」が1.1キロのコースを30周する短距離レース「クリテリウム戦」で行われた。人の力だけとは思えない速さと風を切る音に圧倒されたが、選手の体は想像よりスリムだ。会場の実況によると、競輪選手は瞬発力を求められるため筋肉質だが、ロードレース選手は長距離を走るため余計な筋肉を付けないという。 

高校生アイデアソンin大分2016


ディレクター:前田裕城(3分35秒)

 高校生がIT技術のアイデアを出し合う「高校生アイデアソンin大分2016」が8、9日の2日間、大分市のホルトホール大分であった。「IoTで高校生活を楽しく便利にしよう」のテーマで、高校生21人が技術者や大学生らからアドバイスを受けながら討論し、デザインなど細分化された作業をこなした。「難しい」「大変!」という声も聞かれ、交流を深めながら学ぶにつれ「やってよかった」「楽しかった」「良い仲間ができた」と前向きになった。 

ニコニコ町会議 in 大分 

ななせの火群まつり

ディレクター:前嶋友希442秒)

 インターネットで個人が生放送できるニコニコ動画のイベント「ニコニコ町会議全国ツアー2016」が7月31日、大分市の七瀬川自然公園で「ななせの火群(ほむら)まつり」と同時開催され、若者たちでにぎわった。「歌ってみた」「コスプレ」など人気コンテンツがブースで再現。「ヤバい!」「めっちゃ楽しみ!」と来場者は興奮気味だ。ステージの中継には、ネットから瞬時にコメントが届く。実際の来場者との一体感は感動的で、気温も心も「アツーい!」一日になった。 

チームラボ☆アイランド

大分で開催中

  ディレクター:兵頭雄大(2分30秒)

 最先端技術を駆使したデジタルアート展示会「チームラボアイランド 踊る!美術館と、学ぶ!未来の遊園地」が大分市の大分市美術館で開催されている。9月25日まで。展示場に入ると、写真、動画撮影OKという内容の看板が貼られていた。美術館に展示されるアート作品というのは撮影制限がつきものだと考えていたので驚いた。デジタルアートを構成する粒子が作品ごとに形を変えて空間を彩る。アート作品の前には鑑賞者が立ち止まり、それもアートの空間として成立している。いつの間にか自分も作品に没入し一体となっていた。なるほど鑑賞者も作品の一部になれるのだから、写真も動画も撮影が許されるわけだ。これは近未来の美術館なのかもしれないと思えた。 

県民の森 ラベンダー祭り

   ディレクター:後藤和典 (2分)

ぐずついた天気が続き撮影を心配していたが、梅雨の合間の青空となった。会場にはラベンダーの甘い香りが漂う。ラベンダーは香りも楽しむものだと、人々の表情から知った。香りに誘われてハチやチョウもやってくる。映像に収めたいと思ったが、近づくと逃げてしまう、うーん。参加者にインタビューをするとやはり香りについて話をしてくれた。若い夫婦は転勤でもうすぐ大分を離れるため、最後の思い出づくりに来たという。摘み取ったラベンダーをポプリにして大分の香りと思い出を持って帰るのだ。



第8回大漁まつり

ディレクター:後藤和典 (2分)

 臼杵市上浦深江地区では、恒例となった「大漁まつり」が29日、苙場海岸と深江地区漁民広場であった。雨が降りしきる中で決行されたが、家族連れを中心に多くの参加者が詰め掛けて、地引網や魚のつかみ取りなど活気溢れる催しとなった。なお売り上げの一部は熊本地震の義援金として寄付される。