統計データをグラフで見ると、事実がはっきりとわかります。
若者たちの転出で人口が減り、かつての活気がなくなっているのを実感しています。10代、20代、30代も、毎年減り続けています。言うまでもなく、子育て世代が少なくなる状況は深刻な問題です。
若い世代が暮らしやすく、成長や活躍の機会が豊富な環境を提供することが不可欠です。
世帯数は横ばいで人口は毎年減少しています。核家族化、小家族化が進んでいるのでしょう。
先に開発された地域では人口減少が落ち着いてきていますが、後から開発された地域では人口減少がより顕著に見られます。
かつての新興住宅地が衰退する理由はいくつかあります。子育てが終わった高齢者だけで構成された世帯が増えることがあります。同時に、進学や就職で若者が地域を離れ、戻ってくることが少ない傾向もあります。このため、若い世代が地域に定着しないことが主な原因と考えれられるでしょう。
他には、インフラ(交通、施設、医療機関など)の整備が後退すれば、地域の魅力が失われ生活環境が悪化し、生活が困難になる可能性があります。このような状況では、住民が流出する傾向がさらに強まります。
各地区の世帯数の推移をグラフにすると、大きな変動がないことがわかります。ただし、希望ヶ丘地区は近年増加傾向にあります。
子育てを終えたかつての新興住宅地ですが、年齢別の人口を比較すると、最初に開発された「ときわ台」地区に特徴が見られます。60歳以上の割合は54%と4地区の中で最も低く、0~9歳の子どもは144人と他地区より多い結果となっています。これらから、ときわ台地区には新たに若い世代が定住してきていると考えられます。
2022/9/26
新型コロナウイルスの感染状況は、2022年1月から急速に悪化し、7月後半から8月にかけて感染者数が最高潮に達しました。
※ 残念なことに、2022年9月26日以降の市町村別詳細データは公表されていません。