こびとサポートは、利用者が抱えるお悩みや困りごと(もやもや)に寄り添い、一緒に考えることを目指すボランティア団体です。公的制度では対応が難しい、お話相手や暮らしの中の「ちょっとしたお手伝い」を提供します。「誰にも話せない」「相談するほどのことではないかも」と一人で悩む人の力になるため、2023年にモデル事業として設立されました。
依頼者の自宅などに訪問するボランティアは「こびと」と呼ばれます。この名前は、童話『こびとと靴屋』に由来しており、「人好きなこびとが気まぐれで遊びに来た」と感じてもらえるような、親しみやすく気軽な関係を築きたいという願いが込められています。
この活動は、発起人自身の経験から生まれました。かつて核家族でのワンオペ育児で強い孤独を感じていた時、支援者がただ訪問してくれる時間が心の支えになったといいます。後にひとり親などの「ラベル」が付くことで支援が増えた経験から、公的支援が特定のラベルを持つ人を優先せざるを得ない現状にもどかしさを感じました。「困っている人も、(まだ)困っていない人も取り残さない手助け」を理念に、どんな人でもラベルの有無に関わらず支援を受けられ、追い詰められる前にそっと手を差し伸べられる社会を目指しています。
基本的には、電話番号があればだれでも申し込むことができます。詳しくは、こちらをご覧ください。
(1) ご登録は無料です。
(2) 利用料金は20分ごとに200円です。
※初めに20分×5コマ分の回数券をご購入いただき、活動時間ごとに消費して
いきます。